ことしのNHK大河ドラマは官兵衛(かんべえ)こと黒田官兵衛。義経、信長、秀吉っていう英雄とくらべたらちょっとじみで、歴史上どんなかつやくをしたかってこともあんまりわからんで、テレビをみとってもいまいちはいりこみにくい。ってか、はいりこみにくかった。しっとることっていうと、司馬遼太郎のかいた秀吉の本に、「秀吉の家来としてつかえ、主君の天下とりのためにかつやくした。いっとき、大阪のへんでろうやにとじこめられるはめになって、おかげであしなえになった。あしなえになったあともなおはたらきはめざましく、ぎゃくにほの才能を秀吉におそれられることになって、九州の小大名っていう地位にとどめられちゃった」ってかいてあったことをおぼえとるぐらいだ。
ところが、テレビにでてくる女房どもをみると、ほのきれいなこと。官兵衛の女房だけじゃなくて、かかわりのあるほかの武将の女房どもをふくめて、だれもがきれいなだ。NHKのホームページから、つぎに紹介する。
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官兵衛の主君、小寺政職(こでらまさもと)の縁戚、櫛橋家(くしはしけ)の次女。
官兵衛を将来有望とみこんだ小寺政職(こでらまさもと)のてによる政略結婚ではあるけど、ほれ以前に官兵衛とぐうぜんことばをかわす機会があり、おたがいにくからずおもっとった。おてんばで率直にものをいい、いくさでしろをあけがちな官兵衛のるすをしっかりとまもる黒田家のおんな主人である。官兵衛のこがいの家臣たちのははおやがわりもつとめた。官兵衛が織田信長に帰順すると、毛利がたについた実家が敵となったり、織田家にひとじちとしてさしだした嫡男、松寿丸(のちの黒田長政)がころされそうになったりと、乱世の激流にまきこまれていく。だが夫婦のきずなはつよく、官兵衛は生涯、側室をもたんかった。
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豊臣秀吉の天下とりを内助でささえた戦国のファーストレディー。
ほの美貌と賢妻ぶりには信長も一目おき、「おねほどりっぱなつまを秀吉は二度とえることはできまい」と激賞した。内助の功のみならず政治面でも秀吉に意見し、家臣たちにも発言力をもっとった。官兵衛が織田がたにひとじちとしてさしだした嫡男、松寿丸(※ のちの黒田長政)をはじめ、おおくの人材をははおやがわりにそだて、大坂城下に「てる」ら諸大名の妻女が集住させられたさいも、ほのめんどうをよくみた。天下をとって以降、次第に権力にくるわされていくおっとのはどめやくとして、官兵衛、長政ら家臣たちからいっそうたよりにされていく。
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信長の正室であり、だれもがおそれた天才児に臆せず本音をぶつけることがゆるされたゆいつの存在。
ちちは一介の商人から美濃一国の大名となった下剋上の権化(ごんげ)、斎藤道三(さいとうどうさん)。おのうは典型的な政略結婚でとついだつまであり、まむしとよばれたちちゆずりの才知から信長にすかれた。信長は一生おのうをかたわらにおき、てばなすことはなかった。ほれは、人間をやくにたつかどうかで判断する信長にとって、かずすくない例外だった。
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優柔不断さで官兵衛をなやませる主君、小寺政職(こでらまさもと)の急所をしっかりとおさえる正室。
はじめは夫婦なかも円満ではなかったため、かちきでひにくやな一面ばかりがめだっとったけど、官兵衛とはであった当初からかよいあうものがあった。嫡男、斎(いつき)がうまれてからは、生来の聡明さで小寺家をささえるようになり、政職にたよられ、官兵衛をささえる。やがておとずれるおこんの死は、小寺家の迷走と、官兵衛の人生最大の危機のはじまりであった。
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小寺政職(こでらまさもと)が養女とし、黒田職隆(くろだもとたか)にとつがせた官兵衛のはは。
とざまの家臣である黒田家を小寺家にとりこむための政略結婚だったけど、夫婦なかはむつまじかった。やさしいははだけど病弱でわかくしてなくなり、ほの死をのりこえておさない官兵衛はおとなへのみちをあるきはじめる。
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南沢奈央さん=官兵衛のはつこいのひと「おたつ」
官兵衛のわすれえぬはつこいのひと。
姫路城からほどちかい広峯明神(ひろみねみょうじん)につかえるおし(御師)のむすめで、官兵衛とはおさななじみだった。しっかりもので、こどものころからとししたの官兵衛のせわをなにくれとなくやいてきたけど、長じるにつれおたがいを意識しはじめる。だが、たびかさなる戦乱から姫路をまもるために、おたつが黒田家の養女として同盟あいてのもとへとつぐこととなった。ことばにだせんおもいをのみこんでわかれるふたり。しかしほのさきには、さらなる悲劇がまっとった。
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酒井若菜さん=上月景貞の女房「りき」
櫛橋左京亮の長女。
はじめはてるではなくりきが黒田家にとつぐ予定だったけど、官兵衛をにくむあに、左京進のいれ知恵で縁談をこばんだ。毛利と縁のふかい上月景貞にとつぎ、やがて織田がたについた黒田家とてきみかたにわかれてしまう。
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人生最大の奈落におちいった官兵衛に、いきる希望をあたえた女性。
だしは、摂津国有岡城主、荒木村重の正室で、絶世の美女であった。おっととともに官兵衛と親交をふかめとったけど、突然、村重が信長に謀反(むほん)をおこし、説得にきた官兵衛を牢にとじこめちゃう。1年にもわたる過酷な幽閉生活は官兵衛を絶望のふちにおいやるけど、献身的なだしの存在がいきるよすがとなっていく。しかし、荒木一族にたいする信長の制裁は、あまりにも苛烈なものだった。
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うん、ちょっとわかるようになった。またつぎの回の官兵衛がたのしみだ(^_^)
(さんこう)
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