あきひこのいいたいほうだい

いいたいほうだいってほどいいたいほうだいにいえるわけじゃないけど、おりおりにかんじたこと、かんしんしたことなんかをかいていくよ

たのしんでちょう尾張ことば♪

だれもがじぶんのことばではなす権利がある。おれは三河ことばではなして三河ことばでかくけど、このひとは尾張ことばではなして尾張ことばでかく。

たのしんでちょう尾張ことば - 愛西市の伊藤義文さん

  • 尾張ことば特有のことばやとくちょうをまなぶ講座が2014年9月とおか、一宮市(いちのみやし)木曽川町(きそがわちょう)黒田(くろだ)西町南(にしまちみなみ)の河野善竜寺(かわのぜんりゅうじ)であった。尾張ことばに関する著書がある愛西市(あいさいし)町方町(まちかたちょう)の無職伊藤義文さん69才が、近年きえつつあるっていうなつかしの表現を解説した。
  • 「あそこのおくさんはきみじん(=みぎれい)だで、いつも感心する」。「びんちょろ(=もみあげ)がなげーで、みっともないぎゃあ」。伊藤義文さんは、からだやひとがらに関することばから紹介した。
  • 講座にあつまったのは60代から80代の25人。世代によってききおぼえがあったり、愛西市津島市(つしまし)周辺と一宮市でいいかたがことなることばもあったりと、参加者は尾張ことばのあらたたな一面をたのしんどった。
  • 伊藤義文さんはみぢかなことばを記録せえと、会社員だった1989年、じぶんよりも10才以上としうえのひとや農家からききとりをはじめた。ほの内容をまとめ、1996年に解説集「ザ・尾張弁」、2008年に660語を収録した「精撰 - 尾張弁辞典」を出版した。2012年には増補版もだしたけど、現在は絶版っていう。
    尾張弁辞典がとどきました(大鹿一八さん)
    尾張弁辞典がとどきました(大鹿一八さん)
  • 尾張ことばは卑語がおおいけど、愛着があるです」ってわらう伊藤義文さん。5年ほどまえから、津島市などの高令者施設や高校で尾張ことば講座をひらいとる。「ことばはどんどん変化するものだけど、風化させたくない。おおくのひとに尾張ことばのおもしろさを再認識してもらいたい」ってはなした。
(ねたもと)
たのしんでちょう尾張ことば - 愛西・伊藤さんが一宮で講座:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)(太田理英子さん)|2014年9月12日
〔※ まあはいリンクぎれ〕

(さんこう)