いまは、一方的に独立を宣言して共和国になっとるコソボだけど、セルビアの一部であった自治州時代のはなしだ。ほの自治州時代の一時期に総理大臣をつとめたラムシュ・ハラディナイっていうひとが、フランス警察に拘束されたげな。
- コソボ自治州のハラディナイもと総理大臣を拘束 - フランス警察|さんけい(共同)|2017.1.5 18:27
- フランスの警察は2017年1月4日、セルビアが国際手配した旧ユーゴスラビアのコソボ自治州のハラディナイ元総理大臣を拘束した。ロイター通信が伝えた。セルビアは、ハラディナイ氏が旧ユーゴからのコソボ独立を巡る紛争でセルビア系住民の殺害など戦争犯罪に関与したとするが、今回の拘束容疑は不明。
- ハラディナイ氏は紛争当時、アルバニア系武装組織「コソボ解放軍」指導者だった。旧ユーゴ国際戦犯法廷で戦争犯罪などの罪に問われたが「証拠がない」として、2012年に無罪が確定している。
- ハラディナイ氏は現在、セルビアから独立を宣言したコソボの野党「コソボ未来連盟」の党首。コソボからフランス東部の空港に到着したところを拘束された。
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にほんじゃあ「セルビアは悪、コソボは善」っていうような報道をされとるけど、かならずしもほじゃないってことじゃないかな。
(さんこう)
- ラムシュ・ハラディナイ - Wikipedia
- ラムシュ・ハラディナイ(アルバニア語:Ramush Haradinaj、セルビア・クロアチア語:Рамуш Харадинај / Ramuš Haradinaj、1968年7月3日 - )は、コソボのゲリラ組織・コソボ解放軍の軍事的指導者であり、コソボの政治家。2004年12月から2005年3月まで国際連合コソボ暫定行政ミッション(UNMIK)統治下のコソボの総理大臣を務めた。コソボ未来連合の党首である。ユーゴスラビア連邦人民共和国、セルビア社会主義共和国、コソボ・メトヒヤ自治州のデチャニの近くの村グロジャン / グロジャネ(Gllogjan / Glođane)出身。
- ハラディナイは、他のコソボ解放軍の指揮官らとともにコソボ紛争中での犯罪行為によって、デン・ハーグの旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷(ICTY)から訴追された。2008年4月3日、国際戦犯法廷は、起訴された罪すべてに関して訴えを退けた。
- ハラディナイはジャコヴァ / ジャコヴィツァ(Djakova / Đakovica)にて高校を卒業した。コソボ紛争が始まってからは、ハラディナイはプリシュティナ大学の法学部に入った。ハラディナイはまた、コソボ・アメリカン大学の修士号を持っている。
- 旧コソボ自治州のもと総理大臣、フランス警察がたいほ:国際:読売新聞(ジュネーブ=笹沢教一さん)|2017年01月05日23時15分 〔ついか〕
- コソボ外務省は2017年1月4日、旧コソボ自治州のラムシュ・ハラディナイもと総理大臣(48)が、コソボ紛争(1998~1999年)を巡って戦争犯罪に関与した疑いで、フランス警察に逮捕されたと発表した。
- コソボ外務省は、逮捕は不当としてハラディナイ氏の早期解放を求めている。
- 発表によると、フランス警察は、セルビアからの逮捕要請に基づき、フランス東部のバーゼル・ミュールーズ空港で同氏の身柄を拘束した。
- ハラディナイ氏を巡っては、オランダ・ハーグの旧ユーゴスラビア戦争犯罪国際法廷で、2008年と2012年の2度、コソボ紛争に絡んだセルビア人殺害などの容疑に問われたが、無罪判決が出された。ロイター通信によると、2015年6月にも同氏はスロベニア警察に逮捕され、2日間の拘束の后、釈放されている。