おおーっ！これがドライブスルー銀行か！ - あきひこのいいたいほうだい

1週間まえ、日進にいったとき、OK銀行が全国にさきがけて開業したドライブスルー銀行をとおりがかりにみた。

△ 20131014 13:42 OK銀行ドライブスルーながくて出張所

マイナビの記事から

OKBが全国はつ「ドライブスルー」銀行まどぐちを愛知県に設置！

従来はファーストフードやコーヒーショップなんかが主流だった「ドライブスルー」だけど、さいきんではアメリカにならってにほんでも薬局や ATM バージョンが普及しはじめとる。
ほうしたなか、2013年 4月 15日にクルマにのったままでまどぐちとりひきができるドライブスルーがた金融店舗が愛知県長久手市（ながくてし）にオープンした。OK銀行が開設したもので、まどぐち業務までドライブスルー対応したのは全国はつだげな。クルマでの来客がおおい愛知県で店舗の利便性をたかめるのがねらいっていう。「記入レス」、「印鑑レス」がとくちょうで、普通預金、貯蓄預金、定期預金、ふりこみ、りょうがえが可能。ただし、融資や投資信託っていう時間のかかる業務はとりあつかっとらん。
ドライブスルーまどぐちはクルマのたかさにあわせてまどぐちを昇降、はばよせする機能も搭載。このまどぐちは 2か所設置されとって、ほかにも通常のドライブスルー ATMも 2機設置。こちらも昇降、はばよせ機能つきで便利な「てのひら認証式」。さらには無料でつかえる EV 充電スタンドまで装備しとる。
あさ 9時から平日は 19時、土日祝日は 17時まで年中無休で営業。

FNNニュースから

おどろきのアイデアのかずかずで顧客のこころをつかむ銀行を取材した

おかたいイメージを払拭するようなおどろきのアイデアのかずかずで、顧客のこころをつかむ銀行がある。AKBならぬ、OKBも登場する、せめの戦略を取材した。
はっぴすがたでわいわいおどるおおぜいの女性たちは、「OKB45」っていうユニットだっていう。「OKB」とは「OK銀行」のことで、アイメークが印象的な女性や、はにかむえがおがすてきな女性も、みんな銀行員だっていう。
OKB45 （岐阜新聞）
おどろきの戦略をはかり、注目される OK銀行。ATMには、「7」がそろうとてすうりょうが無料になるスロットゲーム、さらに午後 7時までまどぐち営業をおこなう店舗もある。利用客は「ひるはしごとをしとるで、すごくやっぱり、たすかっとる」ってはなした。
銀行の常識をうちやぶるサービスで、顧客の預金残高ののび率は、全国平均をうわまわる。成功のうらにあったのは、逆転の発想だった。ほれは、銀行のかたいイメージをがらりとかえる柔軟性で、キーワードは「せめる銀行」。
やまあいのみちを、1台のバスがはしる。車体には「OK銀行」と「スーパーひだ1号」の文字があった。むかかったさきは、ホームセンターの駐車場だった。ほの車内にあったのは ATMで、おくには相談まどぐちまでもがもうけられとった。じつはこれは、OK銀行が展開する移動式店舗だっていう。ラウンジでは、コーヒーの無料サービスもやっとる。ほのねらいはなんなのか。「スーパーひだ1号」キャプテンの杉本大樹氏は「店舗がない地域となっておりますので、ほれを移動することによりまして、すこしでもつかっていただけるようにっていうことで、かんがえだした」ってはなした。山間部などの客にむけ、13年まえ、全国にさきがけてはじめたサービスだっていう。店舗でまつじゃなくて、みずからかねをはこぶっていう、せめの姿勢だった。利用客は「とおくの店舗にいちいちいかんでもいいです」ってはなした。
これらのユニークな発想のうみのおや、とうどりの土屋嶢（つちやたかし）氏のねらいとは。土屋嶢氏は「お客さんたちにね、安心感、存在感をもってもらえる銀行になっていかにゃいかん」ってかたった。
バブルが崩壊した 1990年代、金融機関の経営破綻があいつぐなか、金融規制緩和をきっかけに、この発想はさらに大胆になった。はいりやすいイメージを追求してうまれたのは、コンビニがた店舗だった。自由によめる雑誌コーナーに、銀行員の制服もコンビニさながらだった。ほんで、幹線道路ぞいには、ファーストフード店のようなドライブスルー店舗まである。クルマにのったままとりひきができる、全国はつのサービスだっていう。さらに、店内におかれた広報誌には、大胆なドレスにみをつつんだ 3人ぐみのモデルがおった。ほのなも「OKB3」で、「OKB45」とあわせると、いわば「OKB48」。ともに宣伝活動をおこない、銀行のかたいイメージを払拭するのがねらいだっていう。
OKB3 ポスター
一連の戦略がじもとにねづき、いまでは、顧客満足度調査で、全国の地方銀行のなかで、3年連続の第1位となっとる。ほんで、これらせめの姿勢は、なにも個人客むけにかぎったことではない。じもと企業とおおて企業をつなぐ、ビジネスマッチングサービスっていうとりくみに、地方企業活性化のヒントがかくされとった。大垣市内にある、ウコッケイのたまごをつかったてづくりかしを販売する「烏骨鶏本舗」は、OK銀行の仲介で、おおて企業とのとりひきに成功した。ほのあいては、おおてスーパー「イトーヨーカ堂」で、全国むけのギフトカタログに商品をけいさい、また定期的におこなわれる催事販売に出店するなど、とりひき成立后、利益率は以前の 10パーセント以上も増加した。烏骨鶏本舗の福岡学氏は「わたくしどものちからだけでは、とてもここまではできんかっただけど、貴重なチャンスをいただきまして」ってはなした。おおてにもメリットがある。イトーヨーカ堂の野村昭史氏は「じもとの元気な、意欲ある企業さまととりひきをさせていただく、いいきっかけをあたえていただいとるとおもっております」ってはなした。これが、OK銀行の成功の秘密。
とりひきするじもと企業が成長することで、結果として、銀行の収益アップにもつながる。地方銀行の逆転の発想からみえてきた、せめの姿勢。ほの背景にあったのは、地域全体を活性化させて、利益をあげるしくみだった。