あきひこのいいたいほうだい

いいたいほうだいってほどいいたいほうだいにいえるわけじゃないけど、おりおりにかんじたこと、かんしんしたことなんかをかいていくよ

明治用水が世界かんがい施設遺産に - 2016.11.8

明治用水、おめでとう! 2016年11月ようか、いりあいちでしかなかったあんじょうがはらにみずをもたらしたんぼにかえた明治用水が、国際かんがい排水委員会により世界かんがい施設遺産に指定された。

明治用水がかんがい施設遺産に - ちゅうにち 2016.11.10
かんがい施設遺産 - 明治用水登録決定 - 愛知県内2件め
愛知県にはいった連絡によると、あんじょうしなど西三河の8市にみずを提供しとる「明治用水」が、世界かんがい施設遺産に登録されることがきまった。愛知県内では昨年2015年の入鹿池につづき2件め。
ニューデリーに本部のある国際かんがい排水委員会が2016年11月ようか、タイでひらいた国際執行理事会で、にほんがわが申請した全14施設の登録をきめた。
明治用水は1880年、矢作川(やはぎがわ)のみずをひいてつくられた52キロの水路。受益面積は8市の6,000ヘクタール。
大村秀章知事は「明治用水」の通水により、この地域は「にほんのデンマーク」って称される先進的な農業地帯へと発展をとげ、自動車関連産業もさかんになるなど、かけがえのない地域資源になっとる」っていう談話をだした。
明治用水がかんがい施設遺産に - ちゅうにち 2016.11.10

明治用水eラーニング
  • あんじょうは碧海台地(へっかいだいち)ってよばれる台地にあり、たんぼのみずがひけるようなおおきなかわがなかったです。台地上ではためいけやおがわからみずをひいとるちいさな水田集落はいくつかあったものの、藩ができるほどのこめの収穫だかはのぞめませんでした。
  • このように、広大な平野をもちながらひとがすめんかった土地はいくらでもあります。栃木県の那須野ヶ原(なすのがはら)は4万haの面積がありながら、明治時代になるまで無人の荒野(こうや)でした。福島県郡山市も人口30万人をこす大都市ですけど、明治時代に安積疏水(あさかそすい)がひかれるまでは7千人ていどのしゅくばまちにすぎんかったです。
  • いずれも台地であり、かわがなかったためです。
  • 江戸時代まではおこめが税金であり藩の財政の基本でした。したがって、かわがながれてこん台地はいくらひろくても水田ができんため、藩やじょうかまちはできんかったです。江戸時代までのあんじょうは、幕府領、岡崎領、刈谷領、旗本領など他藩の領地がいりみだれておりました。たんぼのつくれんばしょはいりあいち(たきぎやくさなどの肥料をとるばしょ)となっとったです。
    あんじょうがはらと明治用水
  • つまり、碧海台地にはつちもあり、植物や動物もおおくありましたけど、みずがたりんかったためたんぼがすくなく、あんまりいい生育かんきょうではなかったことになります。
入会地 - Wikipedia
入会地(いりあいち)とは、村や部落などの村落共同体で総有した土地で、薪炭・用材・肥料用の落葉を採取した山林である入会山と、まぐさや屋根を葺くカヤなどを採取した原野・川原である草刈場の2種類に大別される。

(さんこう)