ことし2020年、アルメニアとアゼルバイジャンのあいだで戦争がおこった。
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- 2020年9月27日、ナゴルノカラバフの帰属をめぐって、アゼルバイジャン軍とアルメニア軍が衝突。
- 2020年9月29日、両国の戦死者が100人をこす。
- アルメニアの実効支配地域
- アルメニアの実効支配地域
- 2020年10月いつか、アルメニア軍が「戦略的一時的撤退」を開始。
- 砲撃をうけたナゴルノカラバフのステパナケルト
- 砲撃をうけたナゴルノカラバフのステパナケルト
- 2020年10月なのか、両国の戦死者が400人にたっする。
- 2020年10月とおか、ロシアの仲介で停戦が発効。
- 2020年10月11日、アゼルバイジャン西部の中心都市ギャンジャの住宅が、アルメニア軍の攻撃をうける。
- 2020年10月22日、ロシアのプーチン大統領が、「両国あわせた戦死者が5,000人にちかづいとる」っていう独自情報をあきらかにする。
- 2020年10月26日、アルメニアパシニャン総理大臣のつまアンナ・ハコビアンさんがフェースブックで、数日中にナゴルノカラバフにはいって軍務につくことを表明。
- 2020年11月とおか、ロシア政府はナゴルノカラバフでの停戦をうけて、平和維持部隊の派遣をはじめる。アルメニアは事実上、敗北。
- 2020年11月30日、アルメニアが、アゼルバイジャンとの停戦合意にもとづく返還対象地域をあけわたす。
- 2020年12月とおか、アゼルバイジャンが、ナゴルノカラバフをめぐる戦争でアルメニアに勝利したことを記念する軍事パレードを、首都バクーでひらく。
- 2020年12月12日、停戦合意に違反して、ナゴルノカラバフの南部で両国軍が交戦。
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2020年9月27日、ナゴルノカラバフの帰属をめぐって開戦。2020年10月とおか、1回めの停戦。2020年11月とおか、2回めの停戦。アルメニアは事実上、敗北。2020年11月30日、アルメニアがアゼルバイジャンに返還対象地域をあけわたす。
総理大臣のおくさんアンナ・ハコビアンさんまで戦闘参加を表明しただけど、アルメニアはまけた。アゼルバイジャンは石油と天然ガスの産出国で、2014年から2018年の武器輸入で世界23位につけるっていう。こんかいの戦争でも、「TB2」っていう無人攻撃機がおおいにちからを発揮したみたいだ。けっきょくあぶらのでるくにがちからがあるのか。
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(さんこう)