きょう2018年4月じゅうよっか、アメリカとイギリスとフランスがシリア攻撃をはじめた。アサド政権の化学兵器使用をとがめてのことだっていうけど、ほんなの口実にすぎん。イラク攻撃のときの大量破壊兵器がアメリカの狂言だったってこと、おぼえとるかん。アサド政権のうしろだてにロシアがおることへの対抗にちがいなく、単なる覇権主義によるシリア攻撃にきまっとる。アメリカよイギリスよフランスよ、シリア攻撃をやめろ。
【ワシントン=石川智規さん、ロンドン=沢田千秋さん】トランプアメリカ大統領は2018年4月13日午后9時、にほん時間じゅうよっか午前10時、ホワイトハウスで演説し、シリアの首都ダマスカス近郊の反体制派拠点で化学兵器が使用された疑惑に関し、アサド政権の軍事拠点への精密攻撃を命じたって発表した。政権がわが化学兵器を使用したって判断し、攻撃はイギリス、フランスとの共同作戦。アメリカ軍のシリア軍事攻撃は昨年2017年4月につづき2回め。
【解説】国連憲章では、主権国家への武力行使に関しては、国連安全保障理事会の承認があるばあいや自衛権行使のばあいにみとめとる。アメリカは自衛権の行使を主張するってみられるけど、正当性を疑問視するこえや国際法違反との指摘がでる可能性がある。(ワシントン=後藤孝好さん)
アメリカ、イギリス、フランスがシリア攻撃(ちゅうにち 2018.4.14)