ついさいきん、大垣ミナモっていうソフトボールチームの監督がテレビにでとるのをみた。3年連続で1部昇格決定戦にまけとったチームをひきうけて、みごと就任1年で1部昇格をはたした監督ってことでとりあげられとっただけど、この「ミナモ」っての、なんの会社かな~ってふしぎだった。ところで、きょう、わかった。特定の会社、特定の企業のチームじゃなくて、大垣を中心都市とする西濃地域の企業10社でささえとるチームだっただ。なるほど。
大垣ミナモ1部昇格 - 「岐阜方式」ささえた企業歓喜
(岐阜新聞 - 2017年10月25日)
- ぎふ清流国体のレガシー「岐阜方式」がついに日の目をみた。静岡県伊豆市の天城ふるさと広場野球場で2017年10月24日に開かれたソフトボール女子の日本リーグ2部優勝決定戦で大垣ミナモソフトボールクラブがNECプラットフォームズ(静岡県掛川市)に10 - 6で勝利し、悲願の1部昇格をつかんだ。「地域に愛され、地域を元気にする」を合言葉に、西濃地域の企業10社に支えられてきたクラブ。勝利の瞬間、スタンドでは駆け付けた各企業の社員らおよそ40人が喜びを爆発させた。

- クラブは2010年2月、2年后のぎふ清流国体に向け、一つのチームの選手を複数企業が雇用する、全国に誇る「岐阜方式」で産声を上げた。支援企業は、イビデン、大垣共立銀行、大光、サンメッセ、神鋼造機、西濃運輸、太平洋工業、JAにしみの、日本耐酸壜工業(にほんたいさんびんこうぎょう)、矢橋ホールディングスの10社。遠征や運営などにかかる年間およそ4,500万円の費用は、各企業や岐阜県、大垣市が負担している。
- 国体を一過性に終わらせず、地域密着のクラブとして育てようと1部昇格を目指し、活動を続けた。だが、過去3年、あと少しのところで昇格を逃してきた。昨年2016年からは各企業の理解を得て練習を午后からに切り替え、選手たちの栄養を考え、西濃運輸の食堂を利用した食事提供も始めた。
- 后援会の大垣ミナモソフトボールクラブを育てる会には、法人88社、個人1,751人が加盟(2017年10月10日現在)。女性の観点からクラブを支えようと、「女性有識者による大垣ミナモの活動を支援する会」も立ち上げ、地域一体となっての后押しが見事に実った。
- 今季からチームの指揮を執る溝江香澄監督は「どの選手も会社の代表という自覚を持ってプレーしている。恩返しがしたいという思いが強い」と話す。
- チーム創設時から関わる栗山利宏部長は「支えてくれた企業のおかげで昇格できた。感無量」。クラブの堤俊彦会長は「西濃地域の企業の連帯感がなければ実現できなかった」と語った。来季は夢見た1部のプレー、大垣ミナモの夢は終わらない。
(大垣ミナモ1部昇格 - 「岐阜方式」ささえた企業歓喜 - 岐阜新聞 Web|2017年10月25日08:13)
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大垣ミナモにスイトピア章 - 1部昇格、市民に感動
(岐阜新聞 - 2017年12月09日)
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