あんじょうはいろんなひとでなりたっとる。こんかい広報あんじょうの2015年9月ついたち号にのっとった「農家兼クリエイター」の高岸誠さんもほんなひとりだ。
△ ほっとたいむ - 「職業は農家兼クリエイター」 - 広報あんじょう 2015.9.1
「やこうを、かこう。たんぼアート2015」
「こめがそだってゆめになる」
「時給生活からぬけだしたいわかものに、自給生活はどうだろう」
こんな印象的なうたい文句をのせた農業関連のポスターが、あんじょう市内でおおくのひとをひきつけております。つくりては、農業をいとなみながらクリエイターとしてもかつやくする高岸誠さん。
念願の広告文案作家に
実家は農家。大学卒業后、東京の広告代理店に就職しました。まいにち100本のうたい文句をかいたしたづみ時代をへて、いくつものおおて企業の広告をてがけるように。順調な広告文案作家生活をおくっとった就職6年めのなつ、あんじょうにふらりと帰省したのが転機となりました。
農家への転身
帰省中、とつぜん祖父から農業をやめるってつげられました。おさないころから農作業をてつだっとって農業には愛着があったし、広告文案作家のしごとは東京でなくともできる。じぶんが農家をつぐって即断し、ほのはんとしあとにはあんじょうで農業をはじめておりました。
あんじょうの農業の魅力をつたえたい
いまは農作業と広告制作のしごとにくわえ、たんぼアート実行委員会やあんじょうし農畜産物特産品協議会で、あんじょうの農業をもりあげる活動に奔走するまいにち。2015年10月からは、JAあいち中央や生産者といっしょにプロデュースした新商品「マイマイ米(まいまいまい)」が発売になります。
地方にもたしかな魅力があるのに大都市にひともものも集中します。ぼくはほいじゃあつまらんとおもう。にほんのデンマークってよばれたほどのあんじょうの農業の魅力を消費者につたえきれてないもどかしさと、ぢもとの農作物をぢもとのひとにおいしくたべてもらいたいっていうおもい。これらにつきうごかされてぼくは活動をつづけております。
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おれもあんじょうにうまれそだちながら、あんじょうの農業の魅力ってもんがわかっとるわけじゃない。どんなふうにこれをつたえてくれるのか注目したいな。