あきひこのいいたいほうだい

いいたいほうだいってほどいいたいほうだいにいえるわけじゃないけど、おりおりにかんじたこと、かんしんしたことなんかをかいていくよ

矢勝川に魚道

ちゅうにちの記事に「矢勝川(やかちがわ)に魚道ができた」ってのがあった。

矢勝川(やかちがわ)にできた魚道(ちゅうにち)

矢勝川ってのは新見南吉のふるさとをながれるちいさなかわだ。いまでは、どていっぱいにさくヒガンバナで有名なだけど、10年以上まえの治水整備でかわどこに1メートルの段差ができちゃって、さかなが遡上できんくなっちゃっとっただげな。

ほれが「こんかい、写真のような魚道をつくったことでまたさかなが遡上できるようになった」ってのが記事の内容だ。なるほど、またごんぎつねの兵十がうなぎをとれるようなかわになるといいね。


(さんこう)

  • 南吉の世界よみがえって - 半田・矢勝川に「魚道」整備:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)(山野舞子さん)|2015年3月18日 〔ねたもと〕
    • 半田市の矢勝川中流に県事業で、魚の遡上(そじょう)を促す「魚道」が整備された。市出身の童話作家新美南吉の代表作「ごんぎつね」の舞台となった矢勝川に多くの魚が行き交う可能性が高まり、地元住民らは「童話の世界が再現されるかもしれない」と期待を寄せている。
    • 矢勝川は半田池を水源に、半田市阿久比町の境を流れる全長5キロ。下流で阿久比川に合流する。秋には200万本のヒガンバナが川沿いを彩り、多くの観光客が訪れる。童話「ごんぎつね」では、矢勝川で兵十がウナギを捕る場面が登場する。
    • 治水整備された10年以上前、阿久比川との合流点から1.4キロ上流の河床に1メートルの段差が造られ、魚が遡上することができなくなっていた。
    • 魚道は環境に配慮した河川整備で、近年は全国的に広がっている。矢勝川が地元の文化に根付き、親しまれていることから、県知多建設事務所が魚道の整備を決めた。
    • 魚道は幅2.5メートル、長さ4メートル。段差の下流部に設置する。よっつのプールが並ぶ形で、魚は10センチから30センチほどの緩やかな段差を少しずつ越えていく。工事費は80万円。今後、状況を観察し、必要なら追加工事も検討する。
    • 県知多建設事務所の調査で、ウナギやオイカワ、モツゴなどのほか、コイやカメなども段差の下流に生息していることが分かった。県の担当者は「魚は季節によってすむ場所を変えるため、遡上できればより心地よい環境となる。今後も改良を重ね、多くの魚が集まる川にしたい」と話している。
    • 地元住民らでつくる「矢勝川の環境を守る会」の榊原幸宏さん(74)=半田市岩滑中町=は「ウナギが増えれば童話の風景がよみがえる。ヒガンバナとともに多くの人に楽しんでもらえる」と期待している。