インターネットの記事に「ばかやろうデモはいかん!」ってのっとった。
【京都新聞の記事から】
ヘイトスピーチ - 差別ゆるさぬ態度つらぬこまい
京都市内の朝鮮学校まえで「在日特権をゆるさん市民の会」(※ 以下「在特会」と略称)がおこなった街頭宣伝「ヘイトスピーチ」の違法性がとわれた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は在特会の控訴を棄却した。授業を妨害し、こどもたちに差別的なことばをあびせる行為がゆるされるはずはない。きわめて妥当な判決だ。
在特会は、学校周辺で「朝鮮人を処分しろ」「スパイのこども」などと拡声器で連呼した。きょねん2013年のあきに、京都地裁判決は「いちじるしく侮辱的、差別的」で国連の人種差別撤廃条約に抵触するとし、学校周辺での街宣活動を禁じ、1,200万円の賠償金をしはらうよう命じた。
高裁判決は一審を支持するとともに、インターネットで映像が公開されて拡散、児童への被害が継続することの悪質性を指弾した。インターネット時代への警鐘っていえるだら。
在特会がわは一貫して「表現の自由」を主張した。憲法は表現の自由を保障するけど、個人の尊厳などおかしてはならん領域があるのは当然だ。こどもを威嚇して自尊心をきずつけ、民族を理由にきたないことばで攻撃することに保護すべき公益性があるはずはない。
在特会は控訴審で、にほんが条約を批准しながらもヘイトスピーチ処罰条項を留保しとる点をあげ「司法のさきどりだ」って批判した。
権力の恣意的(しいてき)な運用をふせぐため、表現の自由の侵害につながる法整備に慎重であるべきなのはいうまでもない。一方で、政府がいう「国内に法規制するほどの民族・人種差別はない」との説明も現実を直視しとるとはいえん。
外国人への嫌悪をあらわにする街頭宣伝はいまも散発する。のばなしにせやあにほんの人権意識がとわれる。現行法のんくのなかでの対処を徹底するとともに、ヘイトスピーチの定義を明確にしたうえで、諸外国も参考に法制化のありかたを議論したい。
同時にみずからの差別意識とむきあい、うさばらしにだれかを標的にする行為がみぢかにないかを点検したい。サッカーJリーグでの差別的な横断幕や四国遍路の休憩所でのはりがみ問題も記憶にあたらしい。憎悪や罵声の応酬でなく異文化をみとめる対話がたの活動をひろげ、卑劣な差別を容認せん社会をめざしたい。
安倍晋三総理大臣はことばの暴力や差別をゆるさん姿勢を一貫してしめさにゃいかん。インターネネット上では歴史認識や領土問題で強硬姿勢をみせる政権を賛美するこえもある。中国や韓国との関係に修復のいとぐちがみえんことも偏狭な排外主義を増幅させとる面があることを、政権は真剣にうけとめるべきだらあ。
京都新聞 - 社説 - ヘイトスピーチ|2014年07月09日
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/index.html
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いやあ、あきれた論調だね。あからさまににほんを敵対視するくに、にほんえのにくしみをこどもたちにうえつけつづけるくに、はてはわがにほん国民をひとさらいまでしていくくににたいして、抗議のこえをあげることさえ、おんなじにほんじんが「ほれはいかんぞ! ほれは差別だぞ!」とかいってふうじこめるとは。
わがにほんって、どいだけおひとよしなくになだ。あるいは、どいだけ自虐的なくになだっていうべきか。