アメリカのやることって、はたしてただしいことばっかりか?っていうことがいいたくて、きょうのブログをかくことにした。
NATO軍がユーゴスラビアを空爆したことは、はっきりおぼえとる。あれから15年だげな。当時わがグランパスの選手だったストイコビッチがこれに抗議して、しあいでゴールをきめたあとに「NATO! DON'T STRIKE!」ってかいたアンダーシャツをみせて、イエローカードだかレッドカードだかをもらっただよ。祖国が空爆にさらされとるって、ほや、むねもはりさけそうだっただら。
で、いま、つぎの記事からこれが1999年のことだったことをたしかめ、一般市民2千人ものいのちをうばったもんだったことをしった。ひどいもんだ。
おれが空爆に疑問をもったのは湾岸戦争のときだ。アメリカ軍がイラクの首都バグダッドを空爆するとこが、にほんでもいっせいに報道されたよね。あれみて、空爆ってのが無差別大量殺人以外のなにもんでもないってことが、はっきりわかった。軍事施設だけをねらっとるとかいったって、ぜったいにほんなにうまくいくわけないって。非戦闘員がいっぱいころされとるだ。ほんでもにほんのメディアは、「これはイラクが大量殺りく兵器を放棄せんでわるいだ」っていう論調で、アメリカがわるいとはひとこともいわんかったよね。ず~っとあとになって、「大量殺りく兵器」なんかイラクのどこにもなかったってことがわかってからでも、にほんのメディアはアメリカを非難することもなかった。アメリカに加担したにほん政府の責任を追及することもなかった。ついでにいうけど、にほんが太平洋戦争のあと戦争やっとらんなんて、おおうそだ。りっぱに戦争に参加しとる。
ほれから、被害者としてのにほんもおひとよしだ。太平洋戦争でアメリカ軍の大空襲(だいくうしゅう)うけながら、原爆投下をふくめても、ひとこともあやまってくれっていっとらん。敗戦国っていうたちばから、ものがいえんかったってのはわかるけどね。なくなったひとのかずは、調査団体によってばらつきがあって、23万人から55万人のあいだのかずだげなけど、いちばんすくない23万人だったとしてもおそるべきかずだ。
太平洋戦争がおわって、まあはい69年にもなる。ただしいことばっかりやっとるとはとてもいえんアメリカからきょりをおく必要もあるじゃないか。
(さんこう)
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- 日本本土空襲 - Wikipedia
- 合計死者数
- 調査団体によってばらつきがあり、23万人から55万人ていどってかんがえられとる。
- 合計死者数