あきひこのいいたいほうだい

いいたいほうだいってほど、いいたいほうだいにいえるわけじゃないけど、おりおりにかんじたこと、感心したことなんかをかいていくよ

ウクライナからロシアにうつったクリミア半島

あっというまにウクライナの政権が交代し、あっというまにクリミア半島がロシアのものになった。政権の交代をよろこんどるまは、まったくなかった。

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(各紙の記事から)

  • 25人がなくなる2014年2月18日の反ヤヌコビッチ政府デモのあと、はつかには死者が75人にも拡大し、ついには25日にロシア派のヤヌコビッチを大統領の職からひきずりおろし、ヨーロッパ・アメリカ派による暫定政府ができた。
  • ロシアのプーチン大統領は2014年3月ついたち、ヨーロッパ・アメリカ派による政変がおきた旧ソ連ウクライナへの軍事介入への同意を上院にもとめた。
  • ロシアのプーチン大統領は2014年3月ついたち、議会上院にウクライナへの軍部隊派遣を提案し、上院本会議は全会一致で承認した。南部クリミア半島に駐留するロシア軍部隊やロシア系住民の保護が目的。クリミア自治共和国のアクショノフ総理大臣がこのひおこなった治安維持のための支援要請にこたえたかたちだ。
    クリミア半島の地図(まいにち)
  • オバマ・アメリカ大統領は2014年3月ついたち、ロシアのプーチン大統領に電話し、ウクライナ情勢について90分間ほど協議した。オバマ氏はロシアがウクライナの主権と領土保全に明確に違反しとるとして深刻なけねんをつたえた。アメリカ・ホワイトハウスがこのひ発表した。
  • ロシアへの帰属をもとめるいごきがつよまるウクライナ南部クリミア半島のクリミア自治共和国。駐留ロシア軍の基地がある南部セバストポリでは空港が封鎖され、軍用車両がひっきりなしにいきかっとった。
    • 2014年3月ついたち、首都シンフェロポリから西南へ120キロほどの沿岸部セバストポリへむかった。ぶどうばたけがひろがる田園地帯をつらぬく幹線道路をすすむと、ロシア国旗をかかげた検問所が突然あらわれた。「ここはロシアだ」とかいた横断幕がはられとる。
      空港へつづく幹線道路の検問所 (20140301 あさひ 山尾有紀恵記者)
    • 検問所を運営しとるのは親ロシア派の市民だ。よっかまえからテントをはってねとまりしながら検問をつづけとるっていう。「キエフファシストからクリミアをまもらにゃいかん」。運転手のバシリ・ブシュコさん42才ははなす。武装はしとらんけど、「なにかあれば、15分以内に武器をもったひとびとがくる」。ロシア軍と協力しとるのかときくと「自主的にやっており、だれとも協力してない」って否定した。
    • ベルベク空港付近の道路にはべつの検問所があった。3台の乗用車や金属棒で封鎖されとる。道路のさきにはロシア黒海艦隊の基地があるっていう。「ここからさきへはいるとうたれるぞ」。検問でみはりをつづけるウラジーミル・ビノグラドフさん56才に忠告された。うえにはオレンジとくろのしまのリボンをまいとる。過去の戦争でのロシアの勝利を象徴しとるっていう。
      空港への道路を封鎖する軍車両 (20140301 あさひ 山尾有紀記者)
    • ほの100メートルほどさきに軍車両と10人ほどの武装した兵士がみえた。所属をしめす腕章はつけてない。幹線道路をカーキいろの軍車両がひっきりなしにとおりすぎた。
    • 一方、シンフェロポリの議会庁舎にもロシア国旗がかかげられ、武装集団が占拠しとる。庁舎へつづくみちは閉鎖され、銃をもった兵士が警戒にあたっとった。発足したばかりのウクライナ新政権は、ロシアによる露骨な挑発とみる。アバコフ内務大臣は2014年2月28日、ロシア黒海艦隊の部隊が半島内の2空港や幹線道路に展開したと批判。トゥルチノフ大統領代行も、「ロシアがクリミアに軍をおくった」とつよく批判。「プーチン大統領に、挑発をやめてクリミアから軍を撤退させるようつよくもとめる」ってはなした。
      クリミア半島の地図(あさひ)
  • ウクライナ南部クリミア半島でのロシア軍による事実上の占領が急速に進行しとることが2014年3月ふつか、あきらかになった。ロシアによるウクライナへの軍事介入決定をうけ、国連安全保障理事会はついたちに緊急会合を開催、アメリカ・ロシア両首脳も電話で協議したけど、平行線をたどった。ヨーロッパ・アメリカは2014年6月にロシアで予定する主要8か国首脳会議(G8)の不参加も検討しており、ロシアとヨーロッパ・アメリカの関係悪化は決定的となった。
  • ロシアのプーチン政権は軍の展開だけでなく、経済でも圧力をつよめてウクライナの親ヨーロッパ・アメリカ政権をゆさぶる。ねらいは南部クリミア半島の掌握にとどまらず、ウクライナ全体を勢力圏にとりもどすことにある。
  • ウクライナ情勢が緊迫するなかで、現地に進出しとるにほん企業は事態の推移をみまもっとるけど、現時点では販売・生産拠点の休止や社員の帰国命令などにふみきった例はでとらんもようだ。
  • オバマアメリカ政権は2014年3月ふつか、ロシア軍がウクライナ南部クリミア半島をすでに掌握し、事実上の占領下におく準備をすすめとるってあきらかにした。反発をつよめるオバマ政権国連やイギリス、フランス、ドイツなどと連携し、ロシア軍の撤退をもとめるいごきをつよめる。主要8か国(G8)首脳会議参加国のうちロシアをのぞくにほんやアメリカなど7か国はこのひ、共同声明で「6月にロシア・ソチで予定されるG8サミットの準備活動への参加を凍結する」って表明し、軍事行動を非難した。
    • アメリカ政府によると、プーチン・ロシア政権は、重装備した6千人のロシア軍空挺(くうてい)部隊と海軍兵力をクリミア半島に派遣。オバマ政権高官は2014年3月ふつか、「ロシア軍はクリミア半島を完全にえいきょうかにおいた。事実上の占領状態にあるのはうたがう余地がなく、占領にむけた準備をととのえつつある」との分析をあきらかにした。だけど、アメリカは軍事介入については検討してないとした。
  • 親ロシア政権が崩壊したウクライナで軍事行動をつづけるロシアを、アメリカがはげしく批判しとる。アメリカとロシアの関係はソ連崩壊のあと、最悪のレベルにまでおちこんだ。「国益のためなら外国に軍事介入できる」。ほんな大国意識むきだしのロシアに、「冷戦」の再来をけねんするこえがあがっとる。
  • 【パリ=三井美奈】ヨーロッパ連合(EU)は2014年3月みっか、ブリュッセルで緊急外務大臣理事会をひらき、ロシアによるウクライナへの軍事介入を「侵略行為」だとして非難した。
    • 理事会声明は、ロシアが軍を撤退させんばあい、EUがロシアとやっとる査証てつづきの緩和交渉を停止するって明記した。
    • 声明は「標的をしぼった方策を検討する」としてさらなる制裁の可能性をしめしたけど、ロシア軍に対する撤退期限はもうけんかった。資産凍結や武器禁輸などの制裁はみおくられ、ロシアとの正面からの対決をさけた。
    • ほの一方、声明は平和的解決にむけ、EUが国連や全ヨーロッパ安保協力機構(OSCE)とともに調停努力をつづける方針をしめした。EUは2014年3月むいか、ウクライナ情勢をめぐって緊急首脳会議をひらく。
  • 【3月4日 AFP】アメリカ国防総省は2014年3月みっか、ウクライナ南部クリミア自治共和国へのロシアの軍事介入をうけ、ロシアとの軍事交流を停止するって発表した。
  • 【3月5日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は2014年3月よっか、モスクワ郊外の大統領公邸で記者会見し、ウクライナクリミア半島でロシア軍部隊が活動しとるっていう情報を否定するとともに、ウクライナへのロシア軍派遣は「完全に正当」だけど、「さいごの手段」だってのべた。
  • 【ワシントン西田進一郎】米海軍は2014年3月むいか、イージス艦「トラクストン」がギリシャからウクライナにちかい黒海にむかっとることをあきらかにした。ルーマニアブルガリア両国軍と事前の計画どおりに軍事演習を実施するためと説明しとるけど、ウクライナ情勢が緊迫するなか、軍事的な存在感をつよめてロシアに圧力をかけるねらいもあるとみられる。周辺には、警戒活動や共同訓練を名目にアメリカ軍機も集結。軍事的緊張がたかまる可能性がある。
  • 【にっけい】ロシアとアメリカ・ヨーロッパのあいだで「新冷戦」っていうことばがとびかうけど、実体経済や金融へのえいきょうはどのていどか。世界の市場はこのテーマを徐々にせぶみしだしたようだ。関心はウクライナほのものよりも、ロシアへのえいきょうにうつりだしたようにもみえる。
    • 意外に密接なロシアとヨーロッパ・アメリカの経済・金融関係が、事態悪化のはどめになるじゃないか。核戦争抑止のための「相互確証破壊(MAD)」の経済版を市場は期待するけど、肝心の新冷戦には着地点がみえんのがきになる。
  • 【シンフェロポリ(ウクライナ南部)=田中孝幸】ロシア軍が事実上掌握したウクライナ南部・クリミア自治共和国のアクショーノフ総理大臣は2014年3月16日よる(にほん時間2014年3月17日未明)、このひ実施した住民投票の暫定開票の結果、有権者の8わりをこえる賛成多数によってクリミア半島のロシアへの編入承認が確実となったって発表した。
    • 選挙管理委員会によると投票率は82%にのぼった。自治共和国政府は2014年3月17日にも独立を宣言し、ロシアに編入をもとめる方針。ヨーロッパ・アメリカがつよく反発するなか、ロシアが投票結果をうけて併合にふみきるかが今後の焦点となる。
      2014.3.16 クリミアのロシア編入をよろこぶひとたち(AP=共同)
  • 【シンフェロポリ(ウクライナ南部)田中洋之】ウクライナ南部クリミア半島で2014年3月16日におこなわれたロシア連邦への編入の賛否をとう住民投票は、即日開票され、9わりをこえる賛成でロシア編入への承認が確実となった。予想以上の編入支持があつまったことで、ロシアのプーチン大統領の決断にえいきょうをあたえるとみられる。一方、住民投票の正当性をみとめとらんヨーロッパ・アメリカ諸国はロシアにたいする制裁強化にふみきる方針で、双方の対立が先鋭化するのは必至だ。
  • 【シンフェロポリ(ウクライナ南部)田中洋之、ワシントン及川正也、ブリュッセル斎藤義彦】ウクライナ南部クリミア半島で2014年3月16日におこなわれたロシア連邦への編入の賛否をとう住民投票で、9わりをこえる賛成票が投じられたことをうけ、クリミア自治共和国議会は2014年3月17日、独立を宣言し、「クリミア共和国」としてロシア編入をもとめる決議を採択した。ロシアのプーチン大統領は2014年3月18日に編入問題で演説する予定で、編入受諾まで表明するのか注目される。一方、アメリカとヨーロッパ連合(EU)は2014年3月17日、ロシアに追加制裁を発動、「冷戦終結后でもっとも包括的な内容」(アメリカ政府高官)となり、双方の対立は先鋭化しとる。
  • 岸田文雄外務大臣は2014年3月18日午前の閣議后の記者会見で、ウクライナのクリミア自治共和国の独立を承認したロシアを「ウクライナの主権、領土の一体性を侵害するもので遺憾だ」って批判し、査証(ビザ)緩和にむけた協議を停止するなどの制裁実施を発表した。クリミア問題をめぐり、にほんがロシアへの制裁にふみきるのははじめて。追加制裁をすでに発表しとるヨーロッパ・アメリカ諸国と歩調をあわせたかたちだけど、経済制裁にはふみこまず、ヨーロッパ・アメリカとのひらきがきわだった。
  • 【にっけいモスクワ支局】ロシア大統領府によると、プーチン大統領は2014年3月18日、ウクライナからの分離・独立をきめたクリミア自治共和国セバストポリ特別市から編入要請をうけたと上院につたえた。ロイター通信はプーチン大統領がクリミアをロシアの一部とする条約の草案を承認したと報じており、編入にむけたてつづきがすすんどるとみられる。
  • 【モスクワ真野森作、ワシントン及川正也】ロシアのプーチン大統領は2014年3月18日、ウクライナからの独立を宣言したクリミア自治共和国セバストポリ特別市について「ロシアから不可分な一部でありつづける」ってのべてロシア連邦に編入する方針を表明し、連邦いりを要請したクリミアがわと「国家間条約」に調印した。アメリカとヨーロッパ連合(EU)はロシアの決定を非難、主要8か国(G8)首脳会議からの排除にむけたいごきをつよめるなど、冷戦のあとの国際秩序がおおきくゆらぐ事態をむかえとる。
  • ロシアがクリミア半島を編入した。プーチン大統領が演説で方針を表明した直后に条約に署名するっていう用意周到ぶり。武力を背景にロシアの版図にくみこむっていう帝国主義さながらのいごきを、国際社会はとめるてだてがない。北方領土問題をかかえるにほんのロシアにたいする外交にもえいきょうがでそうだ。
    • 大統領が執務するクレムリンは、異様な熱気につつまれた。プーチン大統領がほこらしげに「ロシアにふたつのあたらしい連邦構成主体、クリミア共和国とクリミア半島の特別市セバストポリをむかえるための法案を提出する」って宣言すると、あつまった上下両院議員や各会代表はいっせいにたちあがり、万雷の拍手。演説のあと、プーチン氏とクリミアの代表が編入条約に署名すると、「ロ、シ、ア!」っていう連呼がおおひろまにひびいた。
  • 【ワシントン及川正也、モスクワ真野森作】オバマ・アメリカ政権は2014年3月18日、ロシアがクリミア自治共和国編入を正式表明したことをつよく非難するとともに、にほん、アメリカ、イギリスなど主要7か国(G7)や親ヨーロッパ・アメリカのロシア周辺国との連携強化にのりだした。ロシアの軍事介入拡大を警戒する一方、主要8か国(G8)首脳会議みおくりも視野にいれ、対抗措置を強化する方針だ。
  • ロシアがウクライナ南部クリミア半島の編入をきめたことは、武力を背景に他国の領土を併合する「21世紀にありえん」(ヤツェニュク・ウクライナ総理大臣)できごととしてヨーロッパ・アメリカに衝撃をひろげた。冷戦終結のあとの国際秩序をゆるがし、あらたな「分断」の構図ができつつある事態に、世界はどうむきあわあとしとるのか。
    • 「なぜ失敗をしたのか。反省する必要がある」。クリミア半島での住民投票の結果が発表された2014年3月17日のヨーロッパ連合(EU)外務大臣会議。こうした指摘があいつぎ会議は沈黙につつまれた、って外交すじはあかす。「ロシアが軍事的選択肢をとるとはおもってもみんかった」。EU外交官は誤算をみとめる。
    • 先月2014年2月末にロシア軍とみられる部隊が半島に展開し、編入をとう住民投票が2014年3月16日に実施されるまで半月あまり。ロシアの速攻にヨーロッパ・アメリカは右往左往した。なぜ目算をあやまったのか。ヘント大学(ベルギー)のエルスヱヒ教授は「ロシアの不安を考慮せんかった油断」を指摘する。
    • ウクライナの首都キエフで反政府デモが激化したのはきょねん2013年11月。当時の親ロシアのヤヌコビッチ大統領がEUとの「連合協定」への署名を拒否したことがきっかけだった。EUにはウクライナを加盟させる合意はなく、協定は改革をうながすためのものだが、ロシアは「ウクライナをEUの勢力圏におくのでは」とうけとめた。さらに、ロシアの疑心暗鬼をかきたてた水面下のいごきがあきらかになった。
    • EU本部のあるブリュッセルの住宅街。ここに本拠をおく「民主化のためのヨーロッパ基金」はきょねん2013年11月以降、デモ隊にあわせて15万ユーロ(2千万円)の活動資金を提供した。非政府組織(NGO)だけど、ポーランドなどEU12か国とスイスが資金供給する。ポミアノフスキー事務局長は「EUではいごきにくいけどNGOなら準独裁のヤヌコビッチ政権への抵抗勢力を支援できる」と毎日新聞の取材にはなす。
    • 2014年2月中旬になるとデモ隊と治安部隊の衝突でおおくの犠牲者をだし、EUを代表したドイツ、フランス、ポーランド3か国の外務大臣とヤヌコビッチ大統領、野党指導者が2014年2月21日、大統領選まえだおしなどで合意した文書に署名した。しかし、市民に拒否され、過激派が大統領府を占拠、ヤヌコビッチ氏はロシアに逃走した。「くずれかけたいえの礎石がひきぬかれた」(EU加盟国高官)と形容される合意崩壊に、ロシアは「うらぎられた」(エルスヱヒ教授)っておもって強硬策を決断したとのみかたが有力だ。ロシアのプーチン大統領はこんげつ2014年3月18日の演説で「ヨーロッパ・アメリカは一線をこえた」と批判した。
    • だが、ヨーロッパ・アメリカは勝利感によい、ロシアが警戒する極右勢力もくわわった新政権の承認と支援をいそいだ。在任中にロシアと蜜月関係をきずいたシュレーダーまえドイツ総理大臣は「ロシアをしらんすぎる」とEU外交を非難する。

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なんかがロシアにひをつけただ。クリミア半島にあるセバストポリがロシアの重要な軍港だってことはしっとる。ウクライナが反ロシア勢力に権力をにぎられちゃあまずかったってことはわかる。ほいでも、これまでロシアがウクライナにたいしてクリミア半島をよこせっていったことはなかった。

クリミア半島がロシアの領土に編入された状態が、もとにもどることはなさそうだ。


(さんこう)