あきひこのいいたいほうだい

いいたいほうだいってほどいいたいほうだいにいえるわけじゃないけど、おりおりにかんじたこと、かんしんしたことなんかをかいていくよ

消費税 増税 法案、衆議院を 通過 〜2012年 6月 26日〜

ついに 消費税が 10パーセントに なる。


ちゅうにち 記事より

  • 消費税 増税 法案を はじめと する 社会 保障と 税の 一体 改革 関連 法案は 2012年 6月 26日 午後の 衆議院 本会議で、民主党、自民党、公明党などの 賛成 多数で 可決された。投票 結果は 賛成 363票、反対 96票。
  • 消費税率を いまの 5%から 2014年 4月に 8%、2015年 10月に 10%へ 2段階で ひきあげる 内容で、参議院での 審議を へて 7月か 8月には 成立する みとおしだ。
  • 民主党から 小沢一郎 もと 代表、鳩山由紀夫 もと 総理大臣らが 反対票を 投じるなど 大量の 議員が 造反。小沢一郎氏は 支持 議員との 離党、新党 結成を 検討しとって、民主党は 分裂の 危機に 直面した。

さんけい 記事より

さんけい 記事より

〔賛成か はんたいか〕

  • 離党か、残留か。賛成か、反対か。2012年 6月 26日に 衆議院 本会議で おこなわれた 消費税 増税 法案の 採決では、3年 まえの 衆院選で 小沢一郎 もと 代表 70才の たくみな 選挙 戦術に より 大量 当選した 衆議院 1回生の 「小沢 チルドレン」も 分裂、政局の はざまに ゆれた。
  • 反対した ひと
    • 「じぶんの 信念を つらぬく ことが できた」
      小沢 ガールズの ひとり、三宅雪子氏 47才は すべての 法案に 反対票を 投じた あと、議場 まえで むねを はった。「反対」で 結束を つよめる 小沢一郎 グループの 会合には たえず 出席。4年間 消費税 増税は せんと した マニフェストに 反する 野田佳彦 内閣の 方針に 反発しつづけた。法案が 衆議院を 通過した ことに ついては 「約束を まもれず、おわびもうしげげます」って のべた。
    • 一方、「社会 保障を 政争の 具に されたく ない」と、いったんは 棄権せえと こころを かためつつも、直前に 反対に 転じた 福田衣里子氏 31才は、「つぎに 落選するかも しれんし、いま 信念を つらぬかにゃ 一生 後悔するって おもった」って のべた。
  • 棄権した ひと
    • 「デフレ 脱却 まえに 消費税を ひきあげる ような 法案は 賛成できん」と し、棄権って いう グレーな 選択を おこなったのは 宮崎岳志氏 42才。消費税 増税 法案の 採決 まえに 議場を あとに すると、「処分を うける 覚悟だけど、離党する つもりは ない」って いいきった。
    • 小沢一郎氏に 近い 柳田和己氏 62才も 採決を まえに 議場を あとに。「ほんとうは 反対したいけど、民主党にも 恩が ある。離党は せん」って のべ、あしばやに たちさった。
  • 賛成した ひと
    • 政権 交代の かぜに のって、東海 比例で 最下位 当選した もと フリーターの 磯谷香代子氏 46才は 「(年金や 生活 保護など) 公的 支援の 財源に むすびつく 問題で、国民 生活を まもる ためには 必要だ」と 法案に 賛成。一方で 「たしかに おかねが ない 時代に 10パーセントは きつかったかも しれん」って 「本音」も もらした。
    • もと 検事の 山尾志桜里氏 37才も 賛成票を 投じたけど、「増税する まえに やるべき ことが あるって いう やりきれん きもちは (造反 ぐみも) いっしょって おもう」と 複雑な 心境を にじませた。
      山尾志桜里さん (山尾しおりのブログより)山尾志桜里さん (山尾しおりのブログより)
  • 一方、民主党外からは ひややかな こえも。
    • 自民党の 1回生、小泉進次郎氏 31才は 「なんで マニフェストで 『やらん』って いった ことを 『やる』って いった ほうが 正規軍と なって、なんで マニフェストを つらぬけって いった ほうが 反乱軍と なるのか」と 疑問を なげかけ、「ほれを わかった うえで つっこんだ 野田佳彦 総理大臣の 責任は おもい」って 指摘した。
    • 民主党を 除籍 処分に なった もと チルドレンの 横粂勝仁氏 30才は 「いずれの 決断を したと しても、ほれが 国民でなく、政局を おもっての ことで あれば ざんねんだ」って のべた。

ちゅうにち 社説より

〔分裂 さわぎの 民主党 〜国民への 造反者は だれか〜〕

  • 野田佳彦 総理大臣は 「造反」 議員らの 厳正な 処分を 表明したけど、公約 やぶりは 総理大臣の ほうだ。どちらが 国民に たいする 造反かを みきわめたい。
  • 民主党内 ばかりか 自民党や 公明党からも きびしい 処分を もとめる こえが あいつぐ 小沢一郎氏の ほうが ぶは わるそうだけど、公約に 期待して 民主党に 政権を 託した 有権者は、野田佳彦氏の ほうにこそ 問題 ありって いいたいじゃ ないか。
  • 有権者は 「生活が 第一」、「官僚 主導から 政治 主導へ」、「税金の むだづかい 根絶」、「緊密で 対等な にほんと アメリカの 関係」など、自民党−公明党 時代とは ちがう 政権の 実現を めざして 票を 投じた。
  • もちろん 官僚 機構や 既得 権益 層の あつい 岩盤を うがつのは 容易じゃ ない。だからこそ 政権 交代って いう 権力 構造の 歴史的 変化に 実現を 託したじゃ ないか。
  • 民主党 議員は どこまで 死力を つくしたのか。抵抗が つよかって はやばやと あきらめて、増税 路線に なびいたと うたがわれても しかたが ない。
  • 実現に 努力するのは 当然だし、できんって かんがえるなら、作成する ときに 疑義を もうしでるべきだった。納得できんのなら 民主党 以外から 立候補すべきじゃ なかったか。
  • 公約 やぶりの 消費税 増税を 正当化するのは 信義に 反する。
  • 小沢一郎氏らが 新党 結成に ふみきれば 民主党が 歴史的 やくわりを はたせずに 瓦解する。ざんねんだけど、国民との 約束を まもれんなら しかたが ない。

高令化が すすんで、ますます くるしい 時代に なって いくよ。




(ねたもと、さんこう)