(ちゅうにちのきじから)
3年ぶりにうちあげ復活 - 2016年7月16日、愛知川祇園納涼祭花火
愛荘町(あいしょうちょう)の愛知川(えちがわ)河川敷で2016年7月16日、「愛知川祇園納涼祭花火大会」(中日新聞社など後援)が開かれる。昨年2015年と一昨年2014年は地上からの噴き上げ花火のみだったが、今年2016年は3年ぶりに打ち上げ花火が復活する。関係者は「久しぶりの打ち上げ花火。皆さんが喜ぶ大会にしたい」と意気込む。
今夏で135回となる伝統の花火大会。2013年の大会で、花火の燃えかすが風に流され、会場近くの大規模太陽光発電所(メガソーラー)の発電パネルを傷つけた。このため2014年、2015年は打ち上げ花火が中止となった。
主催する愛知川祇園奉賛会は、発電所を所有する大阪市の銅版加工販売会社と協議を進め、2016年4月に和解が成立。これを受け、打ち上げ花火の再開に向けた準備を進めてきた。
大会は午後7時半からで、スターマインなど3千5百発を予定している。奉賛会の田中敬三会長(64)は「湖東地区最大のイベントの一つ。いろんな人たちと力を合わせ安全に大会を進め、成功させたい」と話す。奉賛会は2016年6月1日から町内の商店や企業などを回り、寄付を募る。ポスターも完成し、町内外で張り出すという。
当日は、愛知川沿いの道路などで交通規制がある。詳細を載せたチラシは、愛荘町内の近江鉄道愛知川駅ギャラリー「るーぶる愛知川」や町役場などで入手できる。(問)愛荘町愛知川観光協会=0749(42)7683
(さんこう)