混乱のつづくコソボだ。少数派セルビア人の権限拡大に反対する野党議員が、コソボ議会で催涙ガスを発射したげな。
てれあさのきじから
コソボ共和国の議会で、野党議員らが催涙ガスを噴射して議会が中断するっていうひとまくがありました。
座席のしたからいきおいよくふきあがるしろいけむり。またたくまに議場全体がけむりにつつまれました。2016年2月19日、ことしはじめてひらかれたコソボ議会で、解散総選挙をもとめる野党議員らが審議を妨害せえと催涙ガスを噴射しました。
政府が、コソボ国内にすむ少数派のセルビア系住民の権限を拡大するっていう方針をしめしております。
これにたいして野党がわは、こうした方針を撤回せんかぎり、いかなる審議にもおうじんとしております。ほのため、去年2015年10月から議会内でたびたび、催涙ガスを噴射して審議の妨害をくりかえしております。
コソボは2008年にセルビアからの独立を宣言しましたけど、セルビアがわはみとめておりません。
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いったいこのさき、コソボっていうくにはどういうかたちで収束するのか。
(さんこう)