きょう2015年12月13日にちようび、古井町公民館で第2回古井町内会犯罪抑止モデル地区推進協議会と黒川敬氏記念講演会があった。
第2回古井町内会犯罪抑止モデル地区推進協議会
評議員さんの司会で会議ははじまる。
第2の評議員さんから開会のことば。第3の評議員さんの音頭でみなさん市民憲章を唱和。
町内会長あいさつ。
また、壇をおりて、これまでの犯罪抑止モデル地区としてのとりくみを説明。
壇にもどって、これまでの活動への協力にたいするお礼をのべる。
あんじょう警察署のかたからあいさつ。
あんじょう市役所市民安全課員から事業報告と、この活動により犯罪発生件数がおおきくへったことの説明。1月から11月までの数字で、古井町内の犯罪発生件数が2014年の62件から2015年は29件とおおきく減少したことに、参加のみなさんも感心。
第4の評議員さんから閉会のことば。
黒川敬氏記念講演会
町内会長とあんじょう市役所市民安全課員から黒川敬氏の紹介。NHKのあの有名なばんぐみ「ご近所のそこぢから」をつくったひとだ。
講演のはじまり。まずは、「ご近所のそこぢから」について、町内会の「おこまり」を解決していくっていう内容だったっていうことをあらためて説明。
さいしょに杉並区馬橋地区の事例を映像で紹介。あきすの多発に業をにやした住民が、あいさつでまちをかええとたちあがった。あいさつでまちのひとたちのきずながふかまることで、あきすがはいりにくいかんきょうをつくるってわけだ。
会場に質問をなげかけたり映像をみたりしながら進行する予定が、ここで映像が不調となり、このあと音声だけの事例紹介となる。ところが、あいさつされたほうの反応がうすく、活動はかべにつきあたる。ほこで、あいさつパトロールをはじめることに。そろいのふくをきた団体ならあいさつされたほうも、あいさつをかえしやすいってわけだ。
ここで先生から会場への質問。「難問を解決するためにだいじなことはなにか?」と。うるま市の飲酒根絶の事例を紹介しながら、会場のみなさんにこたえをかんがえさせる。
第1のこたえが「ピンチはチャンス」! いきづまってこそ、打開策をみつけるのに真剣になるってことだら。納得できるわ。
第2のこたえが「全員賛成はやめる」。全員賛成をもとめると、かならず反対者がおってなんにもやれんくなる。ほじゃなくて、やりたいひとをつのってやっていくだとのこと。なるほど。「やりたい!」っていうまえむきのきもちをあつめていくだ。
さいご、第3のこたえは「人材はここにおる」とのこと。よう、人材がおらんくてねえっていうこえをきくけど、ほんなことはない、いっつもきまったひととしか接しとやへんですかと。まっといろんなひとと接するようにせやあ、あー、こんなとこにこんな有能な人材が!っていうようなすばらしいひとがおりますよとのこと。
武蔵野市の小金井地区の事例を紹介。ぬけみちのクルマがおおいことにこまった住民がたちあがり、じぶんたちがじっさいにみちにたって、まわりみちのおねがいをするようになったとのこと。会場のみなさんの納得のどあいもふかまり、くいいるように黒川敬氏のはなしにききいる。
はなしのしめにはいる。やれることをじぶんたちでやってみたってことがとうといとのこと。なんでも警察まかせ、なんでも市役所まかせじゃよくないって。
黒川敬氏の講演がおわり、町内会長からお礼のことば。町内会長自身、「全員賛成」であしぶみしたこともあったと。「人材はここにおる」ってことも、こんごのさんこうにしたいと。また、こんかい、古井町内会のほかに参加した古井新町と古井住宅のひとたちにも感謝のことば。
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(さんこう)