だいじょうぶじゃなかったパルミラ遺跡 - バールシャミン神殿がイスラム国に破壊される

きのうのブログで「だいじょうぶかパルミラ遺跡」ってかいたとこで、だいじょうぶじゃなかった。ことし2015年5月にパルミラを支配下においたイスラム国が、6月になって遺跡に地雷や爆弾をしかけ、こんげつにはいっては遺跡を管理する考古学者をころしちゃっただけど、ついに「バールシャミン神殿」っていう建造物を破壊しちゃっただ。

NHKニュース - 2015年8月24日8時49分

過激派組織「イスラム国」が、シリアにある世界遺産のパルミラ遺跡で、古代ローマ時代の遺跡の一部を破壊したことがはじめて確認され、貴重な文化遺産へ被害が拡大するおそれがたかまっております。
破壊されたのはシリア中部の世界遺産、パルミラ遺跡にあり、紀元1世紀にたてられた「バールシャミン神殿」です。シリア政府の文化財保護の責任者によりますと、イスラム国は2015年8月23日までに、神殿に大量の爆発物をしかけて爆発させ、破壊したっていうことです。

△ バールシャミン神殿（ヨルダン・シリアの世界遺産を巡る旅）
シルクロードの交易でさかえ、古代ローマ時代の神殿や円形劇場のあとがのこされとるパルミラは、イスラム国がことし2015年5月に侵攻して以降、ほの支配下におかれております。
イスラム国はイスラム教の極端な解釈をもとに文化財の破壊をくりかえし、パルミラでもまあはい貴重な石像を破壊しておりましたけど、古代ローマ時代の遺跡の一部を破壊したことが確認されたのははじめてで、関係者のけねんが現実になりました。
シリア政府は、パルミラにある博物館の収蔵品は安全なばしょにうつしたとしておりますけど、こんかいのような建造物はいごかすことができず、こんご、貴重な文化遺産へ被害が拡大するおそれがいっそうたかまっております。