古井町内会総会にいってきた - あきひこのいいたいほうだい

きょう 2013年 3月にじゅうよっかはひるから古井町内会（ふるいちょうないかい）の総会にいってきた。

第1部町内会総会

１時半、開会。さいしょに杉浦正之町内会長のあいさつ。

(2) 13:33 町内会長あいさつ

(1) 13:32 司会のおふたり

(3) 13:34 らいひんのみなさん

議事にはいって、まず町内会長から 2012年度の事業報告。

予定外の行事として、加賀市からと瀬戸市からと 2回、防災視察団のうけいれをしたとのこと。加賀市は安城市が災害時相互応援協定をむすぶ 11市のうちのひとつだ。また、瀬戸市からの視察団来訪は、こちらが瀬戸市防災フォーラムに参加したことがきっかけで実現したもんだっていう。

あと、実施した事業のなかで、とくに念いりに説明があったのはつぎの事業。

ささら川の清掃
- ささら川は南部小学校の校歌にうたわれるかわだけど、2004年に南部小学校と歴史博物館のあいだに人工河川として再現したもので、西尾、東尾、古井の各町内会で清掃活動をしとる。
宮前交差点のカラー舗装
- おみやさん西南の交差点だけど、近年交通量がふえ、通学路の安全確保のために実施したもの。
大義工業（だいよしこうぎょう）うらの道路の側溝布設
- 「狭あい道路整備」にもとづき実施しとる。

さらに、今後の課題はつぎのようなものがあるっていう。

こども運動ひろばの設備焼損
- 木製ベンチとネットがもやされただけど、フェンスがあたらしくなったとこだけにショックだった。
道路のくぼみ対策
- 愛染さんまえの道路のくぼみに、クリーンセンターでもらった溶融スラグっていう砂利状のものをうめたところ、あめのひの歩行に支障をきたしたりすることもまったくない、きれいな状態になった。ほかにこのようなところがあったら町内会にもうしでてほしい。
こども神楽の指導者不足
- 男子児童の参加もすくないけど、ほれ以上に指導者のひとで不足が深刻。われとおもわんかたはぜひ指導者に！
孤立死の問題
- 横浜で老夫婦が孤立死するっていうかなしいできごとがあった。わが古井町内会はモデル事業としてみまもり活動をやっとるけど、これからもず～っとつづけていき、孤立死なんかがおこらんようにしていきたい。

(4) 13:49 決算報告

(5) 13:52 会計監査報告

事業報告のつぎは副会長から決算報告と、つづけて監事から会計監査報告。

説明がおわり質疑。史跡管理費と「古井の歴史」の刊行時期についてたずねる。史跡管理費は、古井の地名の由来ともなっとる「古跡古井の井戸」にかかるものとのこと。うん、納得だ。「古井の歴史」の刊行時期については、総会にひきつづいておこなわれる「古井の歴史ミニ講座」のなかで、講師の天野暢保（あまののぶやす）さんから回答をもらえとのこと。

(6) 13:58 退任の用水総代さんにはなたば

(7) 13:58 退任の事務員さんにはなたば

議事をおわり、新旧の用水総代さん、事務員さん、評議員さんの紹介とあいさつ。退任されたかたたちには、ほんとにごくろうさまと感謝もうしあげたい。

(8) 14:01 あたらしい用水総代さん

(9) 14:01 あたらしい事務員さん

(10) 14:02 退任の評議員さんたち

(11) 14:03 2013年度の評議員さんたち

第2部「古井の歴史ミニ講座」

さあおまちかね「古井の歴史ミニ講座」。古井は、まあはい 2010年度に古井町歴史研究会のひとたちのてで「ふるいの史跡めぐりガイド」が発行されとることでもわかるように、歴史の研究にちからをいれとるだけど、きょうはほのメンバーでもあり、プロの研究家でもある天野暢保が総会参加者にむけて講演をしてくださるだ。

(12) 14:05 天野暢保さんの歴史ミニ講座

130324 古井町内会総会 (13) 14:06 はなしにききいる参加者のみなさん

(13) 14:06 はなしにききいるみなさん

ひとつが、古井町岩瀬和市家旧蔵の山崎延吉の額のはなし。よこ 150センチ、たて 30センチのおおきないたに「人畜和而分業（人畜和して分業）」とかいたもので、うしごやのなかにあったっていう。「ひともうしもなかよくして、農業にはげむぞ！」ってな意味だ。岩瀬和市は安城に農協をおこしたひとで、山崎延吉は安城農林高校の初代校長だったひと。「にほんのデンマーク」っていわれるほどに農業がさかんだったむかしの安城をしのばせる。ちなみに、この額は安城市文化センター 3階に展示してあるとのこと。みにいかにゃ。

まあひとつが「古跡古井の井戸」のはなし。いしぶみには「倭姫命御井古跡古井」とあり、倭建命（やまとたけるのみこと）のおばさん、倭姫命（やまとひめのみこと）が天照大神（あまてらすおおみかみ）をまつる地をさがすたびのなかで、古井にもきたってことになるだけど、これは神話のはなしととらえたほうがいいじゃないかってことだった。ただ、考古学の面からいっても、「古跡古井の井戸」の周辺には遺跡や出土品として、井戸跡遺構（いどあといこう）や手付き水瓶（てつきすいびょう）なんかがあって、このあたりが重要なばしょだったことはまちがいないとのこと。この井ノ池遺跡のばしょとほかに、おみやさんのある「豊日（とよひ）のもり」、願力寺のある「塚越古墳」、憶念寺の 4か所が古井のなかで重要なばしょだったとのことで、天野さんはことし憶念寺の調査をするとのこと。きょうの「古跡古井の井戸」のはなしは、この 2013年 3月 31日発行の「安城歴史研究」に投稿されるって。よまにゃ。

さいご、天野さんいわく、「歴史の本をつくることがひととひととのきずなをふかめる」って、かっこいい！あ、「古井の歴史」の刊行時期は、2008年度に着手しとるだげなけど、ほっから 10年以内には完成させたいとのこと。しらべとるうちにまっとふかくしらべたいってなって、なかなか予定どおりにはいかんのがこの世界らしい。