3か月 ほど まえ、岡崎の せきれいホールって とこで カホンの 演奏を きいた。
カホンを たたくのは さくさん。
- 愛知県 出身。
- おさない ころから ピアノ、マリンバ、マンドリンなど、あらゆる 楽器に したしむ なか,15才から ドラムを はじめる。
- 愛知県立蒲郡東高等学校 卒業後、オーストラリアの シドニーに ある 芸術 学校 School Of Creative Arts に 入学し、2年間 音楽の 基礎、芸術に ついて まなび、首席で 卒業。
- 現在は PANSAKU の かたわら、愛知 県内を 中心に ドラマーと して 演奏 活動を したり、ミュージック キャンプの 講師と して 音楽に ついて おしえたり、趣味で 宅レコを したり、作詞 作曲を ちょこちょこ したり、いろんな ことに 挑戦中。
- また、ミュージシャンは 精神的な 部分に おいて、たがいに ささえあう 必要が あると かんじ、みずから 「Besalt」って いう ミュージシャンの ための ネットワークを たちあげる。
〔あめーば〕
みずからが 性 犯罪 被害者で ある ぱんさんと ふたりで PANSAKU って いう バンドを くんで、性 犯罪 被害への 理解を うったえとる。
- PANSAKU は、ギター ボーカルを つとめる 「ぱん」と、カホン & コーラスを つとめる 「さく」の 女性 アコースティック デュオ。
せきれいホールで 演奏する PANSAKU
(ひだり=ぱんさん、みぎ=さくさん)- ふたりは 2008年 4月、正式に PANSAKU を 結成し ファースト アルバム 「風の唄」を 自主 制作し、発表。
- PANSAKU の 曲は オリジナル 中心で、「こころ」を テーマに うたっとる。
- 活動は 愛知県が 中心だけど、2010年 6月に、ボーカルの ぱんが、みずからの レイプ 被害 体験を もとに つくった 曲、「STAND」を 発表し、各地の 性 犯罪 被害者 支援 イベントで ライブ 講演を しとる。
- 音楽を とおして、こえに だせん 被害者を はげますと 同時に、性 暴力、性 犯罪に ついての 理解を うったえとる。
- ふたりが つくりだす 音楽感、ちからづよくも あり やさしい ハーモニー、そして ギターと カホンの 一体感 ある 演奏は、おおくの こころに はたらきかけ、おおくの メッセージを とどけとる。
〔あめーば〕
ぱんさんは ブログでも みずからの 体験を さらす。
ぱんです。
さっき、NEWS23を私も見たよ。
- ・・・恥ずかしいね、
分かっていても、
どこか冷静では見られない部分がある。(笑)テレビのインタビューで、
私、話しながら泣いていたね。。。
- 普段は、レイプ事件のことを特に悩んだり、
リアルタイムでものすごく苦しんでいると
いう感覚で過ごしているわけではないのに、当時のことを聞かれて話していると、
なぜだかいつも涙がポロリンと流れてしまうから、
自分でも不思議だなって思う。
- 深い、
なんだかとても深いところから、、
傷ついた記憶が泣いている感覚。被害直後、警察の人に連れられて
行った産婦人科で、
- 傷ついた部分から犯人の体液を採取され、
それだけでも耐えられない思いだったのに、「精子がうじゃうじゃいる」
- と、なぜか迷惑そうな言い方で告げられた記憶。
自分は消えてしまいたいと思った。
汚いと思った。
- SACHICOの加藤先生がTVで話していた
妊娠を防ぐ経口薬、なぜか私はもらわなかったから、
処置してもらえたのかすら分からないまま、
その後3ヶ月生理が来なくて、
本気で妊娠したかもしれないと怯えた毎日。生きてる心地がしなかった。
- 病院の帰り、
警察の人に現場まで案内してほしいといわれ、
ぼろぼろの格好のままで
パトカーの前に立たされ、
通行人が見ている前で写真を何枚も撮られた記憶。自分は消えてしまえばいいと思った。
恥ずかしくてたまらなかった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
二次被害の深刻さは、
性被害そのものの傷と同じくらいに深く刻まれてしまうと思う。
- 犯罪そのものを防ぐことも大切なことだけれど、
悲しくも、犯罪が起こってしまった後、
どのように周りの人や、警察および関係機関が
被害者の人を悲しみと恐怖から守り支えるか、
真剣に考えていく必要があると、私は思うんだ。
- 私以外にも、いろんな形で
セカンドレイプに泣く人は
本当にたくさんいると思う。胸が痛みます。
- 私がこうして笑顔と落ち着いた日常を取り戻している中でも、
まだ痛みを覚えている部分、たしかにあるんだと思う。でも、
命が助かって本当によかったと思う。
- 全力で生きたいと思ってる。
分からなくて悩むこともあるけれど、
けっこう毎日楽しいよ。(笑)
- これでよかったのかな?って、
いろんなことで失敗したりしながら
時々立ち止まるけれど、結局のところ、
なんだかんだと思い巡らしては、
また立ち上がって歩き出す。
- 過去の傷はやがて、
決して目の前に立ちふさがる「壁」ではなく、
前を見て歩き出す私のずっと遠く後ろで、
- 「まあ無理せずね、行ってらっしゃい〜」
と、旗をふって見守ってくれる気がするね(*^ー^)ノ
〔あめーば〕
じぶんが そう いう めに あった わけじゃ ないで、被害の 実感が もてた わけじゃ ないけど、性 犯罪 被害ってのが こころの 被害だって ことが 理解できた。きずってのは からだにだけじゃ なくて、こころにも おうだ。
PANSAKU の 演奏も まさに 女性 アコースティック デュオって かんじの さわやかな もんだったけど、カホンの ちょっとだけ ものがなしくも 軽快な ひびきと、さくさんの ちょっと はなに かかった うたごえが よく 印象に のこっとる。
(さんこう)
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