縄文時代は だいたい 紀元前 10,000 年から 紀元前 300 年 くらいまでの 狩猟を 中心に 生活しとった 時期を さすようです。その あと、稲作農耕 中心の 弥生時代が くるんですが、縄文と 弥生で ずいぶん イメージが ちがいます。
写真 1 が 遮光器土偶、写真 2 が 火焔土器で、ともに 縄文時代の ものです。「遮光器」の 意味は、「ひかりを さえぎる 器具」と いう ことで、ゴーグル土偶と いった ほうが わかりやすい。火焔土器は 字の ごとく 火を ふきそうな 感じが する。どちらも 弥生土器の おとなしさと くらべ なんとも ダイナミックですよね。
遮光器土偶は 12 月 9 日(日)まで 仙台市博物館(TEL:022-225-3074 休館日:毎週月曜日)「東北大学の至宝-資料が語る一世紀-」展で みられます。
また、北海道、東北地方の 縄文遺跡群を 世界遺産に 登録しよう、と いう もりあがりも あるようで、伊達市噴火湾文化研究所の 大島所長は、「観光と経済面ばかりに目を向けた登録ではなく、縄文文化の本質、高い精神性に注目し議論や研究した上で、結果として世界遺産になることが望ましい」と かたって いるそうです。
[室蘭民報 WEB NEWS 2007年11月19日(月)朝刊]
さらに、縄文文化は マヤ・アステカ・インカなどの 古代アメリカ文明との 共通点も あるようです。時期的には 縄文の ほうが だいぶ ふるいので、縄文人が 新天地を もとめて アメリカ大陸に わたって いったと いう ことなんでしょうか。
どうも 縄文から 弥生には 連続性が うすい ような 気が するんですが、縄文人が アメリカ大陸へ さり、空白と なった 日本に すむ ように なったのが 弥生人なんでしょうか。
遮光器土偶を みとると いろんな 空想が わき、あきる ことが ない。