桜庭ななみ(さくらばななみ)さん。1992年、鹿児島県出身。出演作にNHK連続テレビ小説「スカーレット」、NHK大河ドラマ「西郷どん」など。映画「最后の忠臣蔵」では、第53回ブルーリボン賞新人賞、第35回日本アカデミー賞新人俳優賞など受賞多数。
スカーレットでみて、あ、こんなきれいなひとがおる!っておもったのが桜庭ななみさん。けさのちゅうにちにものっとって、うれしくなった。また、東海テレビどようびよる11時40分の「13(サーティーン)」で主役やるげな。みんと!
(2020年7月30日 - ちゅうにち) 主役はもちろん、そうでない役でも目を奪われる。どこか、はかなげで透明感のある美しさだけでなく、画面から消えても漂う存在感のせいだろうか。今回は、少女の頃に誘拐された女性の役。過酷な人生をどう演じるのか。早くも「実力派」と呼び声が高い芝居に期待がかかる。(花井康子さん) イギリスの原作みて研究、にほん版ならではの被害女性を表現 演じるのは、13歳のときから13年間監禁されとった百合亜。2020年8月1日スタートのドラマ「13(サーティーン)」(東海-フジテレビ系、土曜午后11時40分)のヒロインだ。「監禁されとった子が突然戻ってきて、家族はどう受け止めるのか。被害者の百合亜はずっとうつむいとって、一見、か弱いんですが、心の中に芯があり、強くたくましく生きる女性だなと感じております」 事前に、原作となったイギリスBBC放送のドラマ「Thirteen」を見て研究。「吸い込まれるような主人公で、こういう芝居ができたらと思いました。(今作は)メインストーリーも環境も違うので、日本版ならではの表現ができたら」 ドラマは全4話でスピーディーに展開する。元々、2020年6月に始まる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で遅延。撮影現場は常に除菌され、キャストも本番以外はマスク着用。さぞピリピリしとったのでは? 「現場はめちゃくちゃ明るかったです。役やストーリーとは離れた、また違う部分で楽しかったですね」。百合亜を誘拐した犯人を演じるお笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾との絡みも注目されとる。 来年、自身もデビューから13年を迎える。これまでの出演作で多くの賞を受けた。「その時々の監督さんに教えてもらい、その通りにやった感じなんです。だから演技が評価されたというよりも、頑張ったことへのご褒美と捉えています」。これまでに共演した俳優たちにも刺激を受けた。「役との向き合い方が変わり、台本もト書きまで読み込むようになりました」 アジア映画やドラマが好きで、6年ほど前から中国語や韓国語の勉強を始め、会話は流ちょう。アジア各国からの出演オファーも受けとる。国際派女優としての未来も明るそうだ。 |