10連休の初日であるきょう2019年4月27日、あんじょうし歴史博物館ととなりのあんじょう市民ギャラリーにいろんな作品をみてきた。
◇ ◇
さいしょは屋外。いし舞台のまえで消防音楽隊の演奏。とってもかぜがつよくて楽譜もふっとびそうななかでの演奏、ごくろうさま。
歴史博物館のたてもんにはいって、消防の歴史展をみる。1955年、パレードのまえ、あんじょうえきまえに集結した消防音楽隊。いや~、むかしの駅舎、なつかしいな~。駅舎をでたとこがすぐえきまえひろばで、ほのままえきまえどおりにつながっとっただ。えきとまちは直結だった。えきとまちをへだてるもんでしかないペデストリアンデッキをとっぱらって、まあいっかいこういうふうにせにゃ。
1955年、南明治(みなみめいじ)ひのみやぐら。南明治ってのはあんじょうえき周辺の市街地のうち、東海道線からみなみの区域をいう。木造のたてもんばっかりだった。1955年は筆者のうまれる2年まえ。ちなみに、北明治(きためいじ)はあんじょうえき周辺の市街地のうち、東海道線からきたの区域をいう。
市民ギャラリーに移動。安祥(あんしょう)フォトサークル写真展をみる。高原列車っていう作品、すてきだ。ちょうど作者の細井哲雄さんがみえて、はなしをきくと、小海線(こうみせん)をはしる列車だとのこと。うしろにゆきをいただいてそびえるのは、みなみアルプスの北岳(きただけ)。
まあひとつ細井哲雄さんの作品で、晩秋のやまざと。名松線(めいしょうせん)をはしる列車。
3階にあがって、モーターバイク展をみる。コーケンバイクエンジンのポスター。ほんな会社があったってこともしらんだけど、あとづけで自転車にエンジンをとりつけてあるかんじか。
ほいから、サンライトバイクモーターのポスター。これもコーケンバイクエンジンのポスターにおなじくだけど、モデルのおねえさんのいでたちはより古風だ。
また1階におりて、七彩会展をみる。加藤孝さんの作品で、はるの裸婦とレクイエム。やっぱりおんなはいい。
さいごに、濃淡の表現展をみる。待田和宏さんの磁器作品で、撓屈(どうくつ)「涯」。したのほうがこくて、うえのほうにいくにしたがってうすくなっていく。なるほど濃淡だ。ところで、撓屈ってどういう意味だ。おんなじ町内にすんでみえるかただで、また、きいてみにゃいかん。
築山素紅さんの絵画作品で、漁師ごや。こやごしに逆光でうみがみえる。
まあひとつ八島正明さんの絵画作品で、園庭。ただ保育園の園庭をかいただけのしろくろの作品だけど、濃淡感がすごい。説明がきをよむと、「くろでおおわれた油彩のキャンバス面をもめんばりでたんねんにけずりえがいていく独特の技法」ってかいてある。ほー。この作品、けっこうきにいった。
(さんこう)
- あんじょうし歴史博物館企画展 > あんじょうの今昔1 - ひけしまいる-消防の歴史と道具-
- 会期:2019年4月13日(土) ~ 2019年6月30日(日)
- 観覧料:無料
- 当館には、市民の方々から寄贈された資料が数多くあります。そのうち、昔の人々が使用していた道具類などをおよそ15,000点近く保管しています。しかし、これまで展示として披露する機会があまりありませんでした。そのため、今年度2019年度より「安城の今昔」と題し、数回に分けて民具展示の企画展を開催することとなりました。今回の企画展はその第1回目として、「消防」に関わる展示をします。
- あんじょう市民ギャラリー2019年4月の展示予定
- 時代を駆け抜けたモーターバイク展
- 会期:2019年4月17日(水) ~ 2019年4月29日(月)
- 絵画グループ七彩会展2019
- 会期:2019年4月25日(木) ~ 2019年4月28日(日)
- 第8回安祥フォトサークル写真展
- 会期:2019年4月25日(木) ~ 2019年4月28日(日)
- 市民ギャラリー収蔵品展「濃淡の表現」
- 会期:2019年4月27日(土) ~ 2019年5月11日(土)
- 時代を駆け抜けたモーターバイク展