男娼ってのはおとこの娼婦(しょうふ)のことだ。
2018年7月ようかのちゅうにちに、男娼を主題にした3冊の本が紹介されとった。
△ 男娼にもとめたものは(ちゅうにち - 20118.7.8)
酒井順子さんの3冊のほんだな
- 村上由佳『ダブルファンタジー』上・下(文春文庫・各626円)
- 主人公である脚本家、奈津が男娼をじぶんのへやによぶところからはじまります。
- しかしかのじょは、男娼とのセックスにはなじらむおもいをいだきます。こころもからだも満足することはなく、かのじょの性の彷徨(ほうこう)は、つづいていくことに。はたしておかねをしはらって性行為におよぶことにたいする、男女間の感覚の差は存在するのか。
- 中塩智恵子『男娼』(光文社・1,620円)
- 男性がからだをうる行為の意外な歴史と、ほのしごとの実態をあきらかにする書。
- 印象にのこったのは、みずからのしごとを「カウンセラーみたいなもん」っていうセックスワーカーが、複数人おったことでした。単にセックスをするだけではない。ほのうらにあるこころの問題をかれらはときほぐし、ときはなっておるのです。
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また、よんだら感想かくわ。