あきひこのいいたいほうだい

いいたいほうだいってほどいいたいほうだいにいえるわけじゃないけど、おりおりにかんじたこと、かんしんしたことなんかをかいていくよ

にほんごの音韻体系に合致した訓令式ローマ字に一本化しなさい

さ行い段が「し」、さ行い段濁音が「じ」。た行い段が「ち」、う段が「つ」。は行う段が「ふ」。さ行あ段拗音が「しゃ」、さ行あ段濁音拗音が「じゃ」。
よって、これらをローマ字でかきあらわすのは、「si」「zi」「ti」「tu」「hu」「sya」「zya」とするのが合理的だ。これが訓令式ローマ字だけど、あんまり理解がえれてないのがはがゆい。

訓令式とヘボン式のおもなちがい(まいにち)
△ 訓令式とヘボン式のおもなちがい(まいにち)

ローマ字:表記で混乱 - 英語教科化、教員ら「一本化を」 - 毎日新聞
  • 2020年度から実施される学習指導要領改定案に基づき、小学校のローマ字教育が従来の国語だけでなく、新たに教科化される英語でも始まる。ローマ字には「ち」を「ti」と表記する訓令式と「chi」と書くヘボン式があり、使い分けに混乱する児童もいることから、教育現場から「どちらかに一本化してほしい」との声も上がっている。
  • ローマ字は小学3年の国語の授業で習うことになっている。読み書きのほか、情報通信技術(ICT)教育の一環として、コンピューターで文字を入力する操作を学ぶ。これに加え、2020年度からは小学5、6年で教科化される英語でも「日本語と外国語の違い」に気付かせることを目的に、ほぼ母音と子音の2文字で構成されるローマ字について学習することになった。
  • 学校では現在、ローマ字を原則的に訓令式で教えている。しかし、名前や地名など実際の表記は圧倒的にヘボン式が多く、国際的な身分証明書となるパスポートもヘボン式だ。使い分けに困惑する児童もおり、教え方に悩む教員も少なくない。
  • 2017年2月に新潟市で開催された日本教職員組合の教育研究全国集会でも、ローマ字について小中学校の教員から「いつヘボン式を教えればいいのか」「ヘボン式を教えると子どもが戸惑う」などの意見があった。兵庫県の中学校に勤務する女性教諭は「訓令式ヘボン式の2通りあるから子どもが混乱する。学校で教えるローマ字はどちらかに一本化すべきではないか」と話した。
  • これに対し、文部科学省は「特段の理由がない限り、内閣告示で定められた訓令式で教えることになる」としている。
  • ローマ字教育に詳しい清泉女学院大の室井美稚子教授(英語教育)は、訓令式について「日本語の音の大半を母音と子音の2文字で表すことができ、読み書きがしやすい」と利点を挙げたうえで「日本語の音に対応しているヘボン式と混同する恐れはある。訓令式は外国人に間違って発音されやすく、自分の名前や地名はヘボン式で書けるように指導する必要がある。自分で名刺を作製するなど楽しい活動を通じて練習させるべきだ」と指摘している。【伊沢拓也さん】
  • 【ことば】ローマ字

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(さんこう)