大都会名古屋から20キロ弱っていう近郊にあるのに、豊明市(とよあけし)では人口減少社会をみこして、学校や公共施設をへらしていくらしい。ちゅうにちにのっとった。
公共施設、今后40年で3わり削減へ - 豊明市が計画
- 豊明市は、公共施設の老朽化対策として維持管理などの今后の基本方針をまとめた「豊明市公共施設等総合管理計画」を発表した。今后40年間で、全施設をあわせたのべ16万6千平方メートルのうち、30%を削減していく。
- 豊明市内では、市制を施行した1972年ごろから人口が急増し、小中学校を中心におおくの施設を建設。全103施設、196棟のうち58.8%を学校がしめ、今后いっせいにたてかえが必要になる。しかし、人口減少と少子高令化で施設のかずやひろさが過剰になるうえ、税収はへるみこみで、施設の維持管理に課題をかかえる。
- 豊明市では、公共施設の改修や維持管理に年間6億円から7億円をついやすけど、計画では、すべてたてかえるばあいには800億円が必要と試算。ひとつの施設に複数の機能を集約する複合化や統廃合、民間との連携などの方針をしめした。また、近隣自治体との施設の共有化なども検討するっていう。
- 道路など社会資本の更新費用もまとめ、2016年度には具体的な再配置計画を策定する。
- また、公共施設の基礎データをまとめた「豊明市公共施設白書」もあわせて発表し、ともに2015年8月みっかから豊明市のホームページで公開した。
(さんこう)