宮大工展
あんじょうし歴史博物館で宮大工展ってのをやっとる。きょうたまたまみてきただけど、若一王子社の拝殿の彫刻がよかった。若一王子社ってのは、わが古井のとなりの西尾のおみやさんのことで、正式には「にゃくいちおうじしゃ」っていうらしいだけど、いまはぢもとのひともみんな「わかいちおうじしゃ」っていっとる。
若一王子社は熊野社の系統
まず、あんじょう市域のおもな神社は、神明社(しんめいしゃ)、八幡社(はちまんしゃ)、白山社(はくさんしゃ)の三大系統のほか、天神社(てんじんしゃ)、八剣社(はっけんしゃ)、日吉系(ひよしけい)、市杵島社(いちきしましゃ)、熊野社(くまのしゃ)、稲荷社(いなりしゃ)といろんな系統があるだげなけど、若一王子社は熊野社の系統に属する。ちなみに、わが古井神社(ふるいじんじゃ)は八幡社の系統らしい。
早瀬長兵衛の彫刻
ほんで、若一王子社の拝殿が建立(こんりゅう)されたのが1859年のことで、大工棟梁が市川安定、かわら師があんじょうむらの光永、彫刻が尾張藩御用彫刻師の早瀬長兵衛(はやせちょうべえ)だったとのこと。いまこの早瀬長兵衛の彫刻が脚光をあびとるともきいた。
宮大工展の展示をみおわり、さっそく若一王子社にいって、彫刻の実物をみてきた。拝殿の前面とひだり面、みぎ面の3面にそれぞれみっつ、あわせてここのつの彫刻があっただけど、ひだり面のいちばんおくのやつから順番に写真をとった。
〔みぎ面のみっつ〕(※ ひとつめだけ3枚写真がとってある)
おとひめさまに仙人にあまさん、たのしそうだね(^_^)
(さんこう)
- あんじょう市域のおもな神社 - あんじょうし歴史博物館宮大工展
- 若一王子社 - あんじょうし歴史博物館宮大工展
- 西尾の若一王子社の拝殿の彫刻、なかなか芸術性がたかいわ。|いわせあきひこ|フェースブック|2015年2月15日 15:34
- 知多半島の山車「山車彫刻」-4-
- (6代早瀬長兵衛と8代早瀬長兵衛についての説明あり)