あきひこのいいたいほうだい

いいたいほうだいってほどいいたいほうだいにいえるわけじゃないけど、おりおりにかんじたこと、かんしんしたことなんかをかいていくよ

若一王子社の拝殿の彫刻

宮大工展

あんじょうし歴史博物館で宮大工展ってのをやっとる。きょうたまたまみてきただけど、若一王子社の拝殿の彫刻がよかった。若一王子社ってのは、わが古井のとなりの西尾のおみやさんのことで、正式には「にゃくいちおうじしゃ」っていうらしいだけど、いまはぢもとのひともみんな「わかいちおうじしゃ」っていっとる。

20150215_144403 若一王子社の拝殿の彫刻
△ 宮大工展に展示されとる若一王子社の拝殿の彫刻の写真

若一王子社は熊野社の系統

まず、あんじょう市域のおもな神社は、神明社(しんめいしゃ)、八幡社(はちまんしゃ)、白山社(はくさんしゃ)の三大系統のほか、天神社(てんじんしゃ)、八剣社(はっけんしゃ)、日吉系(ひよしけい)、市杵島社(いちきしましゃ)、熊野社(くまのしゃ)、稲荷社(いなりしゃ)といろんな系統があるだげなけど、若一王子社は熊野社の系統に属する。ちなみに、わが古井神社(ふるいじんじゃ)は八幡社の系統らしい。

早瀬長兵衛の彫刻

ほんで、若一王子社の拝殿が建立(こんりゅう)されたのが1859年のことで、大工棟梁が市川安定、かわら師があんじょうむらの光永、彫刻が尾張藩御用彫刻師の早瀬長兵衛(はやせちょうべえ)だったとのこと。いまこの早瀬長兵衛の彫刻が脚光をあびとるともきいた。

宮大工展の展示をみおわり、さっそく若一王子社にいって、彫刻の実物をみてきた。拝殿の前面とひだり面、みぎ面の3面にそれぞれみっつ、あわせてここのつの彫刻があっただけど、ひだり面のいちばんおくのやつから順番に写真をとった。

〔ひだり面のみっつ〕
20150215_160208 若一王子社の拝殿の彫刻 (1)
20150215_160218 若一王子社の拝殿の彫刻 (2)
20150215_160228 若一王子社の拝殿の彫刻 (3)

〔前面のみっつ〕
20150215_160242 若一王子社の拝殿の彫刻 (4)
20150215_160251 若一王子社の拝殿の彫刻 (5)
20150215_160258 若一王子社の拝殿の彫刻 (6)

〔みぎ面のみっつ〕(※ ひとつめだけ3枚写真がとってある)

20150215_160314 若一王子社の拝殿の彫刻 (7)
20150215_160352 若一王子社の拝殿の彫刻 (7)-1
20150215_160403 若一王子社の拝殿の彫刻 (7)-2
20150215_160322 若一王子社の拝殿の彫刻 (8)
20150215_160330 若一王子社の拝殿の彫刻 (9)

おとひめさまに仙人にあまさん、たのしそうだね(^_^)


(さんこう)