あきひこのいいたいほうだい

いいたいほうだいってほど、いいたいほうだいにいえるわけじゃないけど、おりおりにかんじたこと、感心したことなんかをかいていくよ

中国、資源獲得の ため アフガニスタン 進出! 〜内陸からの 輸送路 確保と 同時に〜

こないだ、尖閣諸島 魚釣島 近辺の にほんの 排他的経済水域を おかしとった 中国だ。資源獲得の ため 西方、アフガニスタンに てを のばしとる。同時に 鉄道網も 整備し、アメリカに 影響される ことの ない よう、新疆ウイグル自治区からの 陸上輸送路の 確保を めざす。



■ 権益 あさる 国策会社

国際社会に とって 2010年の 最大の 懸案は、テロとの たたかいが つづく アフガニスタンで ある。オバマ アメリカ大統領の 増派 決定に より 治安悪化に はどめが かかるのか。インド洋での 給油活動に かわる にほんの 貢献策は どう なるのか。ただし、ことしの アフガニスタン情勢を うらなうには、アメリカや その 同盟国の 動向だけでは 不十分だ。経済権益を 着々と きずく 中国の 存在も 無視できんく なっとる。

昨年 11月 下旬の ある あさ。首都 カブールの 大使館街の 一角で、爆発音が ひびきわたった。ちょうど、宿泊さきで アフガン人の 助手と 取材の うちあわせを しとった ときの ことだ。まわりの まどガラスが われん ばかりに はげしく ゆれた。しかけ爆弾が 爆発したのは、70メートルほどしか はなれとらん 道路ぞいだった。イスラム教の 祝祭、イード アルアドハー(犠牲祭)の ため 連休中で、死傷者こそ でんかった ものの、市民が いかに テロと となりあわせの くらしを しいられとるかを おもいしった。

その ころ、アフガニスタンでは 中国がらみの 超おおがたの スキャンダルが おきとった。

アフガニスタンの 地図 (MSN)

【中国 国有企業が アフガニスタンの アイナク銅鉱山の 採掘権 落札の ため、約 30億円の わいろを 担当大臣に おくる】

  • アイナク銅鉱山=カブール南郊に あり、世界最大級の 未開発 銅鉱山の ひとつ
  • 2007年に この 銅鉱山の 採掘権を 中国 国有企業が 落札したが、約 3千万ドル(約 28億円)に のぼるわいろを 担当大臣に おくっとったと ワシントン ポストが 報じたのだ。

【関係者に まぎれて 当時の 鉱山大臣 ムハンマド アデル氏に ちかづく】

  • 疑惑を うけとる、当時の 鉱山大臣 ムハンマド アデル氏(58才)は スキャンダル 以降、外国メディアを さけとった
  • 爆発が おきた その ひ、さわぎが おさまるのを まって、カブール大学に ちかい アデル氏の 自宅を たずねた。ちょうど 自宅まえには、イードの おいわいを のべようと、知人や 関係者らが あつまっとった。
  • にほん人の かおだちは、アフガニスタンを 構成する 民族の うち とくに ハザラ人に にとる。アデル氏 自身、ハザラ人で ある。自宅まえの 知人たちも ハザラ人が おおい ようだ。おなじく ハザラ人の 助手と ともに、なにくわぬ かおを して かれらの なかに まじっとると、いっしょに 邸内に まねかれた。
  • おおひろまに 20人ばかりが こしを かけて アデル氏が あらわれるのを まつ。やしき 自体は それほど 豪勢では ない。しかし おおひろまの たなには、アイナク銅鉱山の 採掘権を 落札した 中国冶金(やきん)科工集団(MCC)の 沈鶴庭 社長と アデル氏が いっしょに おさまった 写真が 3枚も たてかけて あった。かべに MCCの 企業カレンダーや、中国の かけじくが かけられとる。MCCとの 緊密な 関係ぶりを うかがわせるには じゅうぶんだった。
  • アデル氏は ひつじの かわで できた 伝統的な ぼうしを かぶって あらわれた。ひとりひとりと 握手を して まわる。記者(藤本氏)の 番に なった。アデル氏は わらいながら 「あなたの 故郷には イードは ないでしょう?」と てを にぎった。その とき はじめて 自分が 中国人に まちがえられとる ことに きが ついた。これまでに いく人もの 中国人が 自宅に まねかれたのだろう。
  • 雑談の なかで、にほんの 記者で あると 白状すると、アデル氏は 一瞬、おどろいた ような 表情を みせたが、すぐに 柔和な かおに もどった。「すこし 質問を しても いいでしょうか」と せまったが、やんわりと ことわられた。

きょうは 特別な ひだから、やすみあけに 鉱山省まで きて ください。その ときに 質問を うけましょう。

【わいろを おくったと される MCC(中国冶金科工集団)に ちかづく】

  • カブール市内では 各国大使館は もちろん、国際機関や 援助団体などは 厳重に 警備されとる うえ、看板も かかげとらんので、そとからは なんの たてものなのか わからん ように なっとる。ようやく さがしあてた MCCの 事務所も、それに 準じとった。看板を かかげる ほかの 中国企業とは あきらかに 様相が ことなる。MCCの ビルは、まどと いう まどに すべて かこいが ほどこされ、内部の ようすは うかがいしる ことが できん。
  • 事務所の 責任者は 国外に おると いうので、副責任者の 女性に 接触した。
  • あたまに スカーフを まいて あらわれた 女性は ペキン出身で、カブールに きて 数カ月らしい。食事に さそったが、まも なく 30才と いう かのじょは 「治安が わるいので、事務所の そとで たべては いかん 規則に なって おります」と、そっけない。すでに 100人 以上の 中国人 労働者が はたらいとると いう アイナク銅鉱山に 関する 質問には、「ごめんなさい」と まったく こたえんかった。
  • MCCは 中国を 代表する 国有企業の ひとつで ある。鉄、銅、金を はじめと する 鉱山開発を 中心に 事業を 展開しとる。さらに しらべて いくと、たんなる 企業では なく 行政機関の 側面も あわせもち、中国政府の 政策決定に 影響力を もっとる ことが わかった。
  • 厳重な 警戒ぶりには、それだけの 理由が あったのだ。(藤本欣也氏)

(ねたもと) 【巨竜むさぼる 中国式「資源」獲得術】第1部 問題国家(2) - MSN産経ニュース|2010.1.3 15:06



■ 輸送路 確保の 長期戦略

MCC(中国冶金科工集団)とは
70を こす こ会社を かかえ、従業員の 総数は 約 5万人。国有系 銀行から ばくだいな 融資を うけ、海外の 資源獲得を 積極的に すすめとる。昨年 9月、シャンハイ証券取引所に 上場した。
もともと、中国の 改革、開放政策 初期の 1982年に、冶金工業省の 海外資源開発工事を 担当する 会社と して 設立。1998年に 冶金工業省が 撤廃されると、おおくの 政府機能を ひきついだ。
MCCは この ため、鉱山開発で 行政機関と しての 側面も あわせもつ。アイナク銅鉱山の 採掘権を てに いれた MCCの 背後に、中国の 国家意思が あると みて いい。

【ふたたび アデル氏に あう】

  • 昨年 11月 末、カブール市内の 鉱山省に おもむいた。大臣室の まむかいに ある まちあしつには、2008年ペキンオリンピックを 記念した ガラスの テーブル 2脚が おかれとった。
  • 大臣室で あいたいした 当時の 鉱山大臣 ムハンマド アデル氏は、ふつかまえに かれの 自宅で あった ときと かんじが がらりと かわっとった。「外国人記者とは あわん ことに しとるのだが…」などと ぶつぶつ いいながら、不機嫌そうに 質問に こたえた。
  • まず、入札は 公正に おこなわれたと 主張、MCCがわから 約 3千万ドル(約 28億円)もの わいろを うけとったとの 報道は 完全に 否定した。

【アイナク銅鉱山の 採掘権の 入札】

  • 入札には MCCや アメリカ、カナダの 企業など 計 5社が 参加。アデル氏に よると、投資額は 29億ドル(約 2,700億円)を 提示した MCCが 最高で、アメリカ企業は 9億ドル(約 840億円)に すぎんかった。アフガニスタン政府への ロイヤルティーや ボーナスでも MCCが 圧倒した。
  • アデル氏は 中国 国有企業の 優位性を こう 指摘する。


入札の 際に ヨーロッパ、アメリカ企業が 資金面で (MCCより) 困難を かかえとるのは わかる。でも、どれだけの マネーを かきあつめられるかは、わたしたちがわの 問題では ない。入札が すべてなのだ。

  • ただし、MCCが 落札した 理由は 「マネー」だけでは なかったと アデル氏は いう。


輸送網が 整備されとらん アフガニスタンに おいて もっとも 必要な ものが、MCCの 提案には ふくまれとった。鉄道の 布設で ある。

ここに、中国の 深謀遠慮が 凝縮されとった。

アフガニスタン 国内の 鉄道の 布設】

アフガニスタンの 地図 (MSN)

  • MCCの 鉄道布設案の 詳細は 不明だが、ADB カブール事務所の クレイグ ステファンセン所長(アメリカ)に よると、
    (1)アイナクから、バーミヤンを とおり マザリシャリフまで
    (2)アイナクから、パキスタン国境に ちかい ジャララバードまで
    の 2路線と みられると いう。
  • マザリシャリフから さらに 北方の ウズベキスタン国境までは、ADBが 鉄道整備を 計画しとる。実現すると、その さきの 中国 新疆ウイグル自治区ウルムチまで 鉄道で つながる 可能性も でて くる。

【中東、アフリカなどでの 資源エネルギーの かこいこみは、輸送路の 確保と 同時に】

  • 中国が 鉄道を 布設すると みられる バーミヤン 付近には、ハジガク鉱山が ある。純度の たかい 鉄鉱石を 産出し、「年 20億ドル(約 1,860億円)の とみを もたらしつづける 可能性が ある」(ハジガク鉱山 所長)と いう。そして 入札で インド企業との あらそいに なると みられとるのが、ほかでも ない MCCなのだ。
  • 中国は 経済成長を ささえる ため、中東、アフリカなどで 資源エネルギーの かこいこみに 躍起に なって おり、アフガニスタンの ように、点と 点を むすぶ 線、つまり 輸送路の 確保も 同時に すすめとる。
  • パキスタン 西南部の グワダルや スリランカ 南岸の ハンバントタなどの 港湾整備を 積極 支援して、“真珠の くびかざり”の ように インド洋上に 拠点を 構築しようと しとるのも、その 一環だ。
  • 将来、アフガニスタン 東部 ジャララバードと パキスタンの 鉄道網が 連結されると、中国、アフガニスタン、インド洋と いう、アメリカの 影響力が つよい マラッカ海峡を とおらんくて すむ あらたな ルート建設も 現実味を おびて くる。

【アイナク銅鉱山へ】

  • 昨年 7月、アイナク銅鉱山では アデル氏や MCCの 沈鶴庭 社長も 出席し 開所式が おこなわれた。しかし 当日、付近の 道路で 爆弾テロが おき、住民ら 27人が 死亡するなど 治安が 悪化、開発は おくれぎみと いわれとる。
  • すでに 現地いりしとる 100人を こす 中国人 労働者が なにを しとるのか、情報は まったく もれて こん。カブールの 南方 約 40キロ、かつて 国際テロ組織、アルカーイダの 軍事拠点が あった ことでも しられる アイナクを めざす ことに した。(カブール 藤本欣也、ペキン 矢板明夫)

(ねたもと) 【巨竜むさぼる 中国式「資源」獲得術】第1部 問題国家(3) - MSN産経ニュース|2010.1.4 08:06



太平洋戦争の 原因も 資源獲得あらそいだったが、いまも その ことが 最重要課題で ある ことに かわりないようだ。



(さんこう)