作手(つくで)の やまへ いって きた。いまは 新城市に なる。
あさ 8時 25分 わがやを でる。途中、本宿(もとじゅく)を すぎた ところの サークルKで、にぎりめしを かう。くらがり渓谷を こえ、つづれおりの さかみちを のぼりきると 新城市に はいる。作手高原で ある。あんなに 急な さかを のぼりきった ところに、この ように たいらな 土地が ひろがっとる ことが ふしぎだ。北進し、みちの 駅や むかしの むら役場などが ある 作手 地区の 中心部を とおりすぎた ところで、みちを ひがしに はいる。ふたたび 高原を くだる。吉祥院と いう おてらを すぎ、人家が なくなった あたりに やまは ある。
みちばたに クルマを とめ、ながそで ながズボンに きがえる。まずは きばしを わたる。
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クルマは みちばたに | この はしを わたる |
はしは ところどころ くさって おり、おれて しまえば けがは 必定で あるが、運 よく わたりきれた。ふもとは まだ めあての やまでは ない。
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あぶない きばし | ふもと |
しばし たにぞいを すすむと、めあての やまと なる。めじるしの きから 尾根に のぼって いく
尾根 ぞいを、となりとの 境界ぐいを たしかめながら、山頂 方向に あがって いく。境界の ひだり、きた 斜面が めあての やまで ある。延々と のぼって いくのだが、たにや 山腹を あるくのと くらべれば、ずいぶん らくだ。
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さいしょの くい (ここからが わが やま) | ふたつめの くい |
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ここのつめの くい | 10こめの くい | 最終 くいは 山頂 てまえ |
ついに 最終 11こめの くいで ある。ここまで、きに からんどや へんかと 心配した つるも みあたらんので、やまを おりる ことに する。いったん めあての やまの きた 斜面の 中腹を あるいて、ここのつめの くいまで もどり、きた ときと 反対の みなみ 斜面から おりる ことに する。きた ときに わたった きばしを、まあ いっぺん わたるのは 危険すぎる ためだ。みなみ 斜面の 状態は きた 斜面の 状態よりも わるく、注意を おこたると すべりおちそうだ。ふたつの ダムを こえる ときも はらはらしたが、なんとか くだりきる。
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最終 11こめの くい | ここのつめの くいに もどる | みなみがわの たに |
やまを くだりきった ところに 廃屋が あらわれる。水道の メーター ボックスなどは いまだ のこって おり、諸行無常を 感じる。
吉祥院を ながめ、「みちの 駅」で ひるめしを たべ、やまの けしきを たのしみながら 帰宅した。