あきひこのいいたいほうだい

いいたいほうだいってほどいいたいほうだいにいえるわけじゃないけど、おりおりにかんじたこと、かんしんしたことなんかをかいていくよ

「39才の洗面器」 〜いい ものを ながく つかう〜 (かめぞう)

広報あんじょうに 山田副市長の コラム「朝夫が行く」が あります。ごみ減量に ついて かんがえさせられる 記事を みかけたので ご紹介します。


環境 コラム
朝夫が いく

「39才の洗面器」


6月25日、市内のスーパーなどで、レジ袋の有料化が始まりました。参加店でのレジ袋辞退率は70〜90%。心配したトラブルもなく、順調に滑り出すことができました。私は、安城市民の環境意識の高さに、改めて感銘を受けています。


レジ袋の有料化については、「ごみ出し袋として再利用できるようにした方がよい」「ごみ減量やCO2削減効果は微々たるもの」「過剰包装の方が悪い」などの否定的なご意見もあるようです。しかし、安城市では、「ムダなものは受け取らない」という消費者行動を広める象徴的な取り組みとして推進してきました。


ごみ減量の4R(Refuse・Reduce・Reuse・Recycle)と一口に言われますが、リフューズ(ことわる)、リデュース(へらす)、リユース(再使用)の3つとリサイクル(再資源化)には、実は大きな違いがあります。前の3つは、ごみの排出そのものを減らす効果がありますが、リサイクルには、「ごみを集めて、分けて、運んで、再生する」ためにエネルギーが必要です。「エネルギーがかかりすぎてかえって環境に悪いリサイクル」というのもありうるわけで、左下の絵のように「元栓を締める」すなわち「大量生産・大量消費・大量廃棄」をやめないと、「大量リサイクル」では、ごみ問題は根本的には解決しません。


まんがで まなぶ エコロジー

私の実家には、39年間使っているプラスチック製の洗面器洗面器があります。弟が6歳の時に交通事故に遭い、救急車で運ばれた病院の近くの金物屋で母が購入したものです。「当時の値段で1000円くらいした。なんて高い!と思ったけれど、急いでいたのでしかたなく購入した」そうですが、「その後に買った同じような洗面器はみんな割れてしまったけど、これは高かっただけはあるわ。結局は安い買い物だったわね」と母。高価でも良質な物を買って長く使う。それが賢く、かつ「地球にやさしい」消費者なのではないでしょうか。


安城市副市長(環境政策担当)
山田朝夫


(引用 おわり)


地球に やさしい 消費者に なりたいですよね (^_^)