あきひこのいいたいほうだい

いいたいほうだいってほどいいたいほうだいにいえるわけじゃないけど、おりおりにかんじたこと、かんしんしたことなんかをかいていくよ

きょうの 韓国語 [ オヌレ ハングンマル ] 12 (アハ 162)

【「ン」の 発音】


つぎの みっつの ことばには すべて 「ん」が はいってます。



 しんたろう (慎太郎)
 しんこく (深刻)
 きんぱつ (金髪)



だけど、これを 韓国語(朝鮮語)で 音の とおりに かくと、



 신타로오
 싱코쿠
 김파추



と、なり、「ん」の 部分の 表記が それぞれ 「ㄴ」 n、「ㅇ」 ng、「ㅁ」 m と ことなって きます。


日本語の 「ん」が、あとに つづく 音が かわると、発音しやすい ように 自動的に 音価を かえるのに 対して、韓国語(朝鮮語)では 3 種類の 「ん」の 音価は 固定しとるので 注意が 必要です。


この ことは 「ン」で おわる 名詞の あとに 助詞が くる ときの ことを かんがえると わかりやすいので、「ヌン」と いう ことばで 例を しめします。


  • ゆきが ふる。 눈이 내리다. ヌニ ネリダ.
  • みささぎが おおきい。 능이 크다. ヌンイ クダ.




「ゆき(雪)」も 「みささぎ(陵)」も 日本語表記では ともに 「ヌン」と なるんですが、その つぎに くる 「〜が」の 意味の 助詞 이(イ)が くると、それぞれ 「ヌニ」、「ヌンイ」と ちがう かたちに なって きます。


韓国語(朝鮮語)の 「ン」を 漠然と 日本語の 「ん」で おぼえると まちがいの もとに なるので 注意しましょう。