「いまのNHKは、国際情勢報道やローカルな報道、権力監視など、収益性はひくいけど市民がしるべきことをつたえる関心がうすくて、公共放送のやくわりがきちんと実行されとるか疑問だ」
これは、中日新聞の「NHKラジオ1波に縮小」って記事のなかで引用されとる小川明子准教授ってひとの意見だけど、まったくほのとおりだっておもう。国際ニュースや地域ニュースなんかはとにかく取材しとらんじゃんかっておもうし、権力監視なんかは国谷裕子（くにやひろこ）さんがクローズアップ現代を解任されて以来、政府を批判することがなくなってきた。これってにほん社会の危機だぞ。
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名古屋大学大学院の小川明子准教授（メディア論）は「世界と比べると今のNHKは、国際情勢報道やローカルな報道、権力監視など、収益性は低いが市民が知るべきことを伝える関心が薄い。公共放送の役割がきちんと実行されとるか疑問だ」と指摘。「ラジオは視覚障害者ら弱者にとっても重要な情報源。1波に統合する際には、ニーズだけでなく公共性を考えた上で、必要な番組を残すべきだ」と求める。
