じぶんもふくめてだけど、調停ってどんなもんかしらんひとがおおいじゃないかな。ほんな現状において、東京地裁の企画で高校生らが調停の模擬体験をしたげな。社会人になるまえに社会のしくみのひとつをしる。いいこころみだね。
高校生が調停模擬体験(東京新聞 - 2017年8月23日)
- 東京都内の高校生20人が2017年8月21日、墨田区の東京簡裁墨田庁舎で、身近なもめごとを話し合いで解決するために簡裁や家裁で行われている「調停」を模擬体験した。
- 東京地裁が初めて企画。生徒たちは5班に分かれて調停委員役を務め、実際に調停を担当する東京簡裁の裁判官も参加した。
- 自転車にはねられてけがをした男性が、加害者に治療費や慰謝料など計23万円の支払いを求めるという内容。生徒たちは、調停の申立人にけがの程度や事故の状況などを、相手側には申し立てへの言い分や支払い能力の程度などをそれぞれ質問。双方の意見を聞いた上で、慰謝料などを減額した解決案を提案した。
- 聖ドミニコ学園高校2年生の大島千尋さんは「話し合いで決めると、互いに納得いく結果になるんだと思った。法律に興味が湧いた」と話した。
- 調停は裁判と違って非公開。裁判官と民間から選ばれた調停委員が、申立人と相手側の言い分を聞いて解決方法を提案する。弁護士に依頼する必要はなく、経済的負担も少ない利点がある。
(東京新聞:「法律に興味わいた」 - 高校生が調停模擬体験 - 東京簡裁墨田庁舎(蜘手美鶴さん)|2017年8月23日)
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