広報あんじょう2014年8月ついたち号に佐久市(さくし)出身のひとのはなしがのっとった。
△ わたしのふるさと - 佐久市(広報あんじょう 2014.8.1号)
◆ 浅間山(あさまやま)をきたにのぞむまち
佐久市は長野県の東部に位置します。なつはエアコンいらずだけど、ふゆはマイナス15度まで気温がさがり、あさみそしるがこおっとることも。実家からは活火山としてしられる浅間山を一望できる。おさないころはちいさな噴火にはなれっこで、よる噴火口がオレンジいろにかがやくすがたをまどからながめたもんだった。
◆ 佐久の郷土食
佐久のたべものっていやあこいとふな。あまからのあじつけでなんにちもにこむ。おおみそかにはかならずははがつくってくれた。いまでもこれをたべるとかえってきたなあってかんじる。
まあひとつ、じもとならではの食材がいなご。むかしは農家のこどもはいねかりをするおやのよこでいなごをあつめるてつだいをした。ゆがいたあと、乾燥させ、あしをむしってかんろににしてたべとった。文化祭の資金あつめに、ひとりおわん2杯のいなごをもちより、近所のひとにうったこともあっただよ。
◆ にほん有数の長寿のまち
佐久は長寿のまちとしても有名。ぼんおどりではむかしもいまもおとしよりが主役だし、スポーツや地域のこどものみまもりなどでだいかつやくしとる。
こどもたちは佐久にすっかりみせられ、長男は長野の大学をえらんだ。ほうしたわかい世代が、佐久の魅力をつないでいってくれたらうれしいな。
桜町(さくらまち)にすむ長田ゆかり(おさだゆかり)さん
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なるほど、こいとふなにいなごのかんろにか。うさぎおいしかのかわ♪ってかんじだね。でも、長寿のまちってのはしらんかったね。おとしよりがだいかつやくってのは、これからのにほんのすがたかな。佐久市っていうと、浅間山のほかには新幹線のとまるまちっていうぐらいのことしかしらんかったけど、この記事でだいぶ情景がおもいうかべれるようになったね。
(さんこう)