名古屋市と合併する方向ですすむはずだった大治町(おおはるちょう)。はたふりやくの町長が酒気おび運転で辞任。これをうけて2013年8月におこなわれた町長選では、あま市との連携強化をかかげたもと町議会議員のひとが当選。
もともと、いまのあま市を構成する美和町、七宝町、甚目寺町とともに「海部郡東部四町合併研究会」にはいっとった大治町だけど、ふたたびほっちのほうになびいていくのか。
(さんこう)
- 栄から名鉄バスで津島まで - あきひこゆめてつどう
- 大治町 (おおはるちょう)、名古屋市との 合併に むけて スタート - あきひこのいいたいほうだい|2012/06/02
- 大治町 - Wikipedia
- 愛知県の西部に位置し、名古屋市中村区、中川区、あま市と隣接する町。名古屋市のベッドタウンであり名古屋市への通勤、通学者が多い。名古屋市営バスや名鉄バスが乗り入れており、名駅や栄にも容易に行けるため、住宅地開発、大規模マンション建設、インフラ整備が2000年頃から一気に進んでいる。面積は小さいが人口が3万人を超えており、人口密度は東海地方で名古屋市に次いで第2位である。
- 2008年5月1日、七宝町・美和町・甚目寺町と大治町により「海部郡東部四町合併研究会」を設置。
- 2008年11月5日、大治町の離脱により「海部郡東部四町合併研究会」を解散。
- 大治町は歴史的な繋がりから、旧海部郡3町(現あま市)か名古屋市かのどちらと合併するかで争点になっている。2010年6月に町長に就任した岩本好広は名古屋市との合併を掲げ、あま市との合併を掲げた当時の現職小林隆と新人候補を破り当選した。しかし町議会ではあま市合併派が多数を占めており、町長選挙でもあま市との合併を唱える候補が二人いたため票が割れ共倒れとなったとはいえ、票数から見ればあま市との合併を支持するものが多いと言って良い状態であった。岩本はあくまで公約を優先し、2012年5月21日に名古屋市長の河村たかしと会談、名古屋市との合併に向けた協議会の設立を要請した。しかし翌2013年6月13日に酒気帯び運転で出勤したことが問題視され、町長を辞任。2013年8月に行なわれた町長選では「海部地域との連携強化」などを掲げた元町議の村上昌生が当選している。
- 町内を通る鉄道はなく、名古屋市営バスと名鉄バスが唯一の公共交通機関となっている。最寄り駅は名古屋市営地下鉄東山線中村公園駅、名古屋鉄道津島線甚目寺駅、JR東海関西本線春田駅など。名古屋市営地下鉄桜通線が中村区役所駅から大治町方面へ延伸する計画がある。