午后はごごらじをきいとることがおおい。司会はアナウンサーの武内陶子さん。せーがたかくて美人だ。テレビ時代からわがおきにいりの武内陶子さんなだけど、ラジオもいいね。
(さんこう)
- だだもれなこころのこえに共感していただけたら(笑) - 武内陶子のごごラジ!|NHK_PR|NHKオンライン|2019.06.03
- この2019年4月から放送がスタートしておよそ2か月、今の心境はいかがですか?
- 実は、いつか「ラジオのパーソナリティー」をやりたいと思っていたので、本当に新鮮な毎日を送っております。これまではテレビがメインで、そこでも「地」を出していたつもりでしたが、ラジオのリスナーさんたちに「こんなにおもしろい方だったのか」と驚かれて(笑)、これからも身の丈以上でも以下でもない私でやっていこうと思います。
- でも、最初は3時間半というこの長尺番組をできると思っていなくて、同期の番組プロデューサーに泣きついていました。しかも、1人パーソナリティーですよ!(笑)番組は、毎回全く違うテーマなので、毎日特番をやっている感じです。
- ラジオは本当にすごいですよね。瞬時に反応が返ってくる。「武内落ち着け」というコメントも、ありがたい限りですよ!(笑)番組は、これまで生きてきた54年の、そしてNHKアナウンサーになって28年の私の全てを、毎日注ぎ込んでいます。
- 初回からたくさんのお便り、メール、ツイッターでの反応があったそうで、反響についてはいかがですか?
- 私、SNSをやったことがないんですけど、娘に「番組でツイッターもやるのよ~」と言ったら、「えっ! ママ、アンチが来たらどうするの、ママ慣れてないじゃんそういうの」と、すごく心配してくれて(笑)。
- ほかにも、よく初任地の松山の時代に「あんたのニュースはこっちが緊張して、テレビの前で拳握っとるわ~」と視聴者さんに言われていたのですが、今またそういった反響をいただいて、新人時代に戻ったような心境にもなっています。
- 中でも、「私もそう思った」というお便りやコメントがうれしいですね。たぶん、みなさんがふだんから感じていたことを、私がラジオを通して言葉でツンツンと刺激することで、それが呼び水となって共感してくださっているんだと思うんですね。ツンツンというよりは、だだ漏れな私の心の声に、「分かる~」と言っていただけている状況ですが(笑)。
- そういった、みなさんが前から気になっていたこと、感じていたことのテーマをより多く取り上げていきたいですし、これからもそこに寄り添ってやっていきたいなと思います。
- ちなみに、アナウンス室のみなさんから反響はありましたか?
- みなさん心配なようで、毎日声をかけていただいています。先ほど、以前同じ時間帯に放送していた「午後のまりやーじゅ」を担当されていた道谷真平さんが様子を見に来てくださって、最後に「ごめん、全然聞いてないから」と言って去っていったんです。絶対聞いてくれているはずなのに(笑)。私は、「武内陶子のやり方でいいんじゃない?」という意味だと受け取らせていただき、その背中に手を合わせました(笑)。
- ゲストやパートナーも毎日さまざまいらっしゃいますが、みなさん「武内ワールド」にハマっていくように感じられるのですが…。
- あっはっはっは! でも最初は毎日違う方を迎えるのが不安で、朝の番組をお持ちの別所哲也さんや、ラジオといったらこの人、「100分de名著」でもお世話になった伊集院光さんなど、ラジオの先輩に来ていただきアドバイスをもらっていたんです。
- 伊集院さんには、「なんか(自分を)解放しすぎちゃってる感があるって聞いたけど」と言われてしまいましたが(笑)、「武内さん向いてると思うよ」とも言っていただけました。さらに、お2人には、「ラジオブースは自分の部屋と思え」とアドバイスをいただいて、今では、「苦しゅうない、近こう寄れ」といった感じでゲストさんやパートナーさんを迎えております(笑)。
- 私自身も、「スタジオパークからこんにちは」「おはよう日本」などで、おそらく何千人という方にインタビューさせていただきました。その積み重ねや共通点の引き出しなどから、1回会っただけなのに10年前から知っていたように話しちゃう方もいますが(笑)。
- パートナーさんやゲストさんがスタジオにいらっしゃるのは1時間半ほどです。またテレビと違って、みなさん素を出してくださるんですよね。そこもラジオのおもしろいところだなと感じています。
- 最后に、みなさんへメッセージをお願いします!
- 「ごごラジ!」は、みんなで良き織物を織り成している時間というような感覚でやっています。日本列島の北から南と、テーマに沿った糸がわーっと絡んできて、毎日色と模様の違う織物を織っている。私だけでもできないし、リスナーの方々だけでも難しいし、両方がいて縦糸、横糸があるというのが、ラジオをやってみて感じたことです。
- さらには、お便りやコメントには、その人のお人柄が出るんですね。私も自然とその方の気持ちになってお伝えしていると、作ろうと思ってもできない緩急が番組につくんです。本当に、びっくりの毎日ですね。
- 個人的に趣味でゴスペルをやっているので喉のコントロールをしつつ、老后の楽しみが「読み聞かせ」なので、同じく「伝える」ということを大事に、新たなことへ挑戦しています。人生の最大の試練だと思って(笑)、毎日新鮮な気持ちでこの番組をやり続けたいと思っています!
- この2019年4月から放送がスタートしておよそ2か月、今の心境はいかがですか?
- ごごラジ! - NHK
- 武内陶子 - Wikipedia