あんじょうで「はこずし」の保存会ができるだげなね。
ちゅうにちのきじ (重村敦さん)
郷土のあじ、はこずし - 2015.5.14 ちゅうにち
- 三河地方でまつりやいわいごとのさいにつくられてきたおしずしの一種「はこずし」をおおくのひとにしってもらわあと、あんじょうしの農家や市民団体のひとらが2015年5月17日、「はこずし保存会」を発足させる。地域の食文化をまもり、まちづくりにもいかしたいかんがえだ。
- はこずしは『ふね』ってよばれる五段がさねのきばこにすめしをいれ、ほのうえに旬のやさいや魚介類をならべ、うえからおしてつくる。祭礼や正月、法事などでひとがあつまるときにだされたごちそうだけど、てまがかかり、料理も多様化したため、さいきんではつくられる機会がへってきた。はこずしのきばこをしらんひともふえとるっていう。
- 保存会をたちあげるのは、あんじょうし赤松町の農業、石川和明さん62才をはじめ、市民団体や商店街連盟などの有志。それぞれが地産地消や食育などのもよおしにとりくむなかで、一体的に食に関する活動をせえとあつまった。あんじょうの食をかんがえる「あんじょう・食・プロ」っていう標語をかかげ、さいしょのとりくみとしてはこずしの復活にとりくむことにした。
- 発足式は2015年5月17日午后1時からデンパークでやるだけど、会の活動方針などをきめ、意見交換する。はこずしの試食のほか、「伝統料理のはこずし・食でまちおこし」と題した石川伸、高浜とりめし学会代表の講演もある。
- 保存会の発足后、はこずしを宣伝するもよおしを展開する。このなつは「アイデアはこずしコンクール」と銘うってあんじょう産のこめや西三河産の食材をつかっためずらしいはこずしを募集するほか、こども対象のはこずし教室もひらく。
- 石川和明さんは『地域の食文化を再発見して地域を元気にしたい。将来はあんじょうのどこのすしやさんにもはこずしがおいてあるようになや』って期待する。
(石川和明さん=090-3559-1632)
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こないだわがやでも聡太のはつ節句にあわせて、ひさしぶりにはこずしをつくってみたとこだけど、やっぱなつかしいあじがうれしかったよ(^_^)
(さんこう)