いやだなっておもうことは、こころのなかのコップにたまっていくげな。
いやなことひとそれぞれ
一色東部小学校 - いじめをかんがえる集会
- 神谷知幸校長、児童359人の西尾市立一色東部小学校で、20年まえにいじめを苦に自殺した西尾市の男子中学生の命日にあたる2014年11月27日、『いじめについてかんがえる集会』がひらかれた。
- 集会では、この学校が1学期におこなったいじめアンケートの結果として、いじめられた経験のある児童が56人おり、学年では2年生がおおかったこと、いじめたあいてはおんなじくみのこがおおかったこと、いじめの内容はわるぐちがおおかったことが報告された。
- つづいて、教員による寸劇があり、されたらいやなこととして、あいさつをかえさん、あそびにいれてもらえん、わるぐちをいわれるっていった状況を演じた。
- ほのあと、この学校の1971年度卒業生でこそだて支援のNPO法人『おやこでのびっこ安城』の代表をつとめる神谷由美子さんが登場。学年の代表児童に「あしたはマラソン大会」、「先生がいつもおんなじこをあてる」、「家族がいつもおおごえでけんかしとる」などさまざまな状況をなげかけ、いやだなっておもったらコップのなかにスーパーボールをいれてもらった。
- ほのうえで「ひとによっていやだなっておもうことはちがう。コップはこころのなかにあり、いやだなっていうきもちはそとからみえず、いっぱいになるとこぼれちゃう。こころのコップはひとによっておおきさがちがう。コップがいっぱいになると他人を攻撃したり、じぶんをせめたりする。いじめはひとのコップをいっぱいにしちゃうこと。いやなことをくりかえしすること。ただ、いじめるこもコップがいっぱいになっとるで、だれかのコップがいっぱいになりそうだってきづいたら、こえをかけてちょっと会話するだけでコップのなかみがへっていく」ってよびかけた。
◇ ◇
うん、ひとのコップをいっぱいにしちゃあいかんだ。
(さんこう)
- 27日もくようびに、出身の一色東部小学校におまねきいただきました。|神谷由美子さん|フェースブック|2014年11月30日 8:22
- 大河内くんの命日に「いじめをかんがえる集会」がおこなわれ、すこしおはなしをさせていただきました。全校集会なので、1年生にもわかり、6年生にも退屈でないはなしをするには、といろいろかんがえる機会となり、べんきょうさせていただきました。三河新報さんにけいさいされました。