あきひこのいいたいほうだい

いいたいほうだいってほど、いいたいほうだいにいえるわけじゃないけど、おりおりにかんじたこと、感心したことなんかをかいていくよ

何有展から

きょう安城市歴史博物館いったら、たまたま市民ギャラリーで何有展っていう書道展やっとった。なくなられた戸田提山(とだていざん)さん一門のかたたちによるものだけど、印象にのこった作品3点をつぎに紹介する。

20140531 何有展 (1) 「浄闇」 - 尾関夷三郎さん
「浄闇」 - 尾関夷三郎さん

「浄闇」は「じょうあん」ってよむ。「かみさまをおうつしする行事をとりおこなうべき、きよらかなくらやみ」っていう意味だけど、作者の弁に「浄闇をいく神宮遷御の儀、ほの感動を表現できたか」ってある。

20140531 何有展 (2) 「昔」 - 鈴木邦外さん
「昔」 - 鈴木邦外さん

かお文字でこういうの、あるよね。作者の弁に「金文(きんぶん)の造形性を表現しました」ってある。金文をヰキペディアでしらべると、「青銅器の表面にいこまれた、あるいはきざまれた文字のこと。中国の殷(いん)、周(しゅう)のものが有名。年代的には甲骨文字(こうこつもじ)のあとにあたる」ってかいてある。で、金文で「昔」ってかいたのがこの作品だ。なんだか、のどかなかんじだな。

20140531 何有展 (3) 「梁塵秘抄」 - 永田はる恵さん
「梁塵秘抄」 - 永田はる恵さん

佛は
常にいま
せども現な
らぬぞ

あはれ
なる

人の音
せぬ暁に
ほのか
に夢に

見え
たまふ

20140531 何有展 (4) 「梁塵秘抄」 - 説明がき

梁塵秘抄」は「りょうじんひしょう」ってよみ、しらべるとヰキペディアに「平安時代末期にあまれた歌謡集。今様(いまよう)歌謡の集成。編者は後白河法皇(ごしらかわおうおう)。治承年間、1180年前后の作」ってある。後白河が今様ずきだったってのは司馬遼太郎の本でよんでしっとったけど、これがほの今様なわけか。作者の弁に「梁塵秘抄のあたたかい旋律を書線でつむぐ」ってあるけど、どんな旋律なのかいっかいきいてみたいな。

第36回 何有展
賛助出品=故戸田堤山先生
2014年5月28日すいようびから6月ついたちにちようびまで
安城市民ギャラリー
(展覧会終了后作品をホームページでごらんいただけます)

(さんこう)