きょう2018年5月9日の名古屋城木造復元の有識者会議で、名古屋市の方針どおりエレベーターは設置せんことがきまったげなね。名古屋市の方針を紹介しとったけさのちゅうにちの記事をつぎにしるしとくよ。まあ、そとづけエレベーターは景観をそこなうし、内部設置エレベーターじゃあクルマいすがはいれるおおきさのもんはつくれんし、っていうのがエレベーターを設置せん理由だ。ほいで、1612年までに完成したっていう名古屋城を当時のほのままに復元してこそ価値があるってわけだ。
うん、たしかに戦后復元した鉄筋コンクリート名古屋城にはそとづけエレベーターも内部設置エレベーターもあったけど、そとづけエレベーターなんかはやっぱりみための違和感がおおきかったもんな。エレベーターなしっていう決定、これはこれでいいじゃないかな。エレベーターのかわりに昇降ロボットなんかの開発もするみたいだしね。
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(ちゅうにち - 2018年5月9日)
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(さんこう)
- 名古屋城、エレベーターなし決定:中部発:読売新聞|2018年05月09日
- 名古屋市は最大およそ504億円の事業費をかけ、2022年12月の木造復元を目指す名古屋城の天守閣に、エレベーターを設置しないことを決めた。江戸時代の姿の再現を優先する。2018年5月9日開く名古屋市の有識者会議で最終案として示す。時代に合わせたバリアフリー化を求めてきた障害者団体の反発は必至だ。
- 名古屋城の最初の天守閣は1612年に木造で完成し、1945年、戦災で焼失した。現天守閣(2018年5月7日から入場禁止)は1959年、鉄筋コンクリート造で再建され、外部に地上と1階を結ぶ1基(11人乗り)、内部に地下1階と5階を結ぶ2基(各23人乗り)のエレベーターが設置されていた。城には2016年度でおよそ192万人が訪れ、うち4万9,401人は障害者だった。
- 名古屋市は、現天守閣を解体して進める復元にあたり、「史実通りに造る」として、エレベーターの廃止を表明。障害者団体の反発を受け、2018年4月、別の有識者会議で〈1〉エレベーターを設置せず、新技術の開発などでバリアフリーに最善の努力をする〈2〉内部に3階までの4人乗りを設置〈3〉外部に1階までの11人乗りを設置――の3案を提示していた。
- ただ、河村たかし市長は「エレベーターを設置すると400年前の姿ではなくなる」と述べ、設置しない考えを強調していた。
- 名古屋市は代替手段として、エレベーター以外で障害者らが上り下りできる新しい技術開発の提案を国内外から募る方針。昇降装置を備えた特殊車両で外部から天守閣に出入りすることや、天守閣に上った雰囲気を体験できる仮想現実技術の活用も検討するとしている。一方、障害者団体は「時代に逆行している」として、名古屋市に対し、引き続きエレベーターの設置を求めていく方針。今月2018年5月中旬にも、この案に対して反対声明を出すとしている。
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