先週、あんじょうし教職員余技展ってのをみてきただけど、いくつかの写真や書道作品のなかにまじってこんな作品をみつけた。どんどん・とくとくってなんだ。
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道徳キャラクター「どんどん・とくとく」をぬいぐるみにしてみました。
1年生を道徳だいすきなこどもにそだてたい! ほんなおもいで、道徳キャラクター「どんどん・とくとく」をオリジナルでたんじょうさせました。
「こころがそだってないために、人間だった『どんどん・とくとく』が怪獣に変身しちゃっただ。みんなが道徳でべんきょうしたことをおしえてあげると、すこしづつ人間にもどっていくよ」
こんなすじがきを設定しました。道徳の終末に「きょうの道徳でわかったことを『どんどん・とくとく』におしえてあげるよう」ってなげかけることで、道徳でまなんだことが自然なかたちで、明確になっていきます。
教頭先生が「ぬいぐるみにできるよ」っていって、たちまち立体化してくださりました。つぎにどんな進化をさせるのかをわいわいとかんがえるのが学年のたのしみになっております。
どんどん・とくとくの成長がちょっとマンネリ化したとき、このぬいぐるみを登場させたら、とつぜんの立体化に、こどもたちはおおよろこびでした。ますます、道徳をたのしみにするこどもたち!
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なるほど、こころが未熟なため怪獣のすがたになっちゃったどんどん・とくとくに、じぶんたちが道徳でならったことをおしえてあげることで人間にもどっていくだよ~ってことで、こどもたちに道徳の授業のたのしみをあたえれるってわけだ。じぶんが小学生のときのことをかんがえても、ふ~んってなかんじでききながしちゃいがちな道徳の授業を、ほじゃなくて道徳ってのはきちんとこどもたちがみにつけるべきもんだよっていう先生たちのおもいと、じっさいにみにつけさせるにあたっての工夫がすばらしいっておもった。