2016年正月なのか、尾西線のたびのとちゅうに祖父江(そぶえ)をたずねた。
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14時2分、津島からのった尾西線名鉄一宮いきふつうで森上(もりかみ)にとうちゃく。ここが祖父江町の代表駅だ。
りっぱな駅舎だ。
かいさつをでたえきまえはきれいに整備されとる。案内図をみると、ここが代表駅ではあるけど祖父江のまちまではちょっとはなれとる。バスをさがすもわからず、とりあえずえきまえローターリーのむこうによこたわる道路をわたったとこにみつけた喫茶店にはいる。
コーヒーを注文しながら、祖父江でいちょう以外に有名なものはないかってたずねると、さいしょはないとのこたえ。さらにうながして、やっと善光寺があるとのこたえ。善光寺っていやあ長野だけど、ほれにおとらんもんだっていう。いや、ほれ以上かとも。ばしょは祖父江のまちなかで、里程2キロほど。また、ほかに木曽川ぞいまでいかにゃいかんけど、砂丘があるとのこと。鳥取砂丘はしっとったけど、まさかかわぞいに砂丘があるとは。里程4キロほどで、あるいていくのはきびしい。みせのマスターもおくさんも親切で、祖父江の地図や尾西鉄道汽車発着時刻表なんかもみせてくれた。ここまでのってきた尾西線がさいしょは汽車だったとはしらんかった。
礼をいい喫茶店をでて、だいたい西北方向って見当をつけてあるきだす。しばらくあるいて、どうも方向がちがうことにきづく。ひとをみつけてただしい方向にむかう。みなみにおおまわりしたみたいだ。暖冬とはいえ、ふゆのこの季節にけっこうあせをかいた。やっとのことで善光寺にとうちゃく。なるほどりっぱなたてものだ。長野の善光寺以上かもしれん。ってか、ほっちはいったことがない(^_^;) おおきな駐車場があって、観光バスなんかもきとった。
7年に1度のご本尊ご開帳ってことで、地下室にもぐって戒壇めぐり。はじめてみる極楽に家内安全をねがってきたよ。
△ ひだり=151722 本堂のなか、みぎ=152700 戒壇めぐりいりぐち
境内いりぐちに涅槃像あり。なぜかなまめかしい。
善光寺からえきへのかえりはタクシーにした。邪道だとはおもったけど、体力がのこってなかっただ。祖父江のひとがまちにでるっていうとどこにいくのかって、運転士さんにきいた。ひょっとしたら一宮とか津島があがるかっておもっただけど、だいたい稲沢ですんじゃうとのこと。クルマで稲沢のアピタにいきゃあなんでもあるだげな。
森上のかいさつをはいり、じきにやってきた16時3分の名鉄一宮いきふつうにのり、この地をあとにした。つぎにくるときは砂丘をみにいくよ。
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(さんこう)
- 名古屋本線と津島線で神宮前から津島まで - 2016.1.7 - あきひこゆめてつどう|2016/01/12
- 尾西線のたび【后編】 - あきひこゆめてつどう|2016/01/10
- 尾西線のたび【前編】 - あきひこゆめてつどう|2016/01/09
- 空港特急でいく名古屋本線 - 2016.1.7 - あきひこゆめてつどう|2016/01/07
- 濃尾平野をさまよいあるいて、祖父江の善光寺にたどりつく。|いわせあきひこ|フェースブック|2016年1月7日15:40
- 祖父江町 - Wikipedia
- 祖父江町(そぶえちょう)は、愛知県西部にあった町。町のにしを木曽川がながれ、対岸は岐阜県である。2005年4月ついたち、隣接する平和町とともに稲沢市に編入した。このため、中島郡は消滅した。いちょうの生産はにほんいちである。
- 2004年10月ついたちの人口は22,964人。
- 祖父江町は木曽川の傍流にとりまかれた土地である。酸化鉄をふくむあかちゃいろのみずがながれるかわがあり、このあかちゃいろのみずを「そぶみず」っていったことが町名の由来とされとる。かわにかこまれる土地がら、輪中(わじゅう)、水屋(みずや)っていった特殊な地形やたてものがきずかれた。
- 善光寺東海別院がある。
- 町の西部は木曽川に面しとる。東部は日光川が稲沢市との境界となっとった。また、町の中央を領内川(りょうないがわ)がながれとる。 天気がいいと西北に伊吹山がみえる。
- 山崎地区ではいちょうの生産がさかんで、また、その黄葉のうつくしさも有名。これにちなんで、合併した現在もなおまいとし11月下旬にそぶえイチョウ黄葉まつりが開催されとる。
- 町内にある国営木曽三川公園「ワイルドネイチャープラザ」、県営木曽川祖父江緑地公園、市営祖父江ワイルドネイチャー緑地っていうみっつの公園を総称してサリオパーク祖父江という。木曽川祖父江緑地公園のちかくには木曽川によってつくられた河畔砂丘である祖父江砂丘があり、合併后も10月中旬に稲沢サンドフェスタっていうもよおしがおこなわれとる。