あきひこのいいたいほうだい

いいたいほうだいってほどいいたいほうだいにいえるわけじゃないけど、おりおりにかんじたこと、かんしんしたことなんかをかいていくよ

愛知県内で東三河がいちばん人口のへりかたがはげしい - 2040年までの推計で

わがあんじょうしは30年あとの2040年も人口がへらんってことはまえのブログにかいたとこだけど、愛知県全体ではやっぱり人口はへって、とりわけ東三河がいちばんへりかたがはげしいらしい。

愛知県が公開しとる資料をみてみるとようわかる。東三河は13%もへるだ。

愛知県の人口推移
〔愛知県全体では2010年の741万人から2040年の685万人へと56万人へる〕

愛知県内の地域別人口増減率(2010年を100としたばあい)
〔愛知県内の地域別人口増減率をみてみると、すべての地域でへるだけど、西三河は2%、尾張は8%、東三河は13%と東三河の減少率がとりわけおおきい〕

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東三河は2010年段階でまあはい人口減少局面にはいっとるだけど、こいじゃあいかん!ってことで、対策会議をひらいとる。

【人口減少で情報交換 - 東三河連絡会議がはつ会合 - 2014.10.15】

  • 東三河の人口減少に対応するため、愛知県や東三河の8市町村、有識者らでつくる「東三河人口問題連絡会議」は2014年10月15日、愛知県東三河総合庁舎ではじめての会合をひらいた。市町村の担当者が人口動態の現状や課題を報告した。今年度2014年度中にあと2回あつまり、「地方創生」をかかげるくにの地方支援策への対応や要望、長期的な課題を議論する。
  • 愛知県によると、尾張や西三河、愛知県全体では2020年以降に人口減少がはじまるってされるけど、東三河は2008年11月の77万3千人をとうげに、まあはい減少がはじまっとる。きょねん2013年10月ついたち時点で最盛期の1万6千人減の75万7千人となった。
  • 高令化率もほかの地域にくらべてたかく、きょねん2013年10月ついたち現在で24%。2040年には34%って予測されとる。自然減だけではなく、名古屋や東京、西三河への転出者がおおい。
  • 会合では、「豊橋、豊川、田原(たはら)の3市ではこんご高令者がふえる」「設楽町(したらちょう)、東栄町(とうえいちょう)、豊根村(とよねむら)では、ほの高令者も減少する」「蒲郡市(がまごおりし)、新城市(しんしろし)は2020年まではふえるものの、ほのあと、減少に転じる」など、8市町村それぞれのとくちょうがうきぼりになった。
  • 愛知大学地域政策学部の岩崎正弥教授は「自治体や集落ごとのきめこまかな対応と、東三河全体での危機感の共有が重要」って指摘した。

【8市町村それぞれの担当者からの課題と対策の報告】

  1. 豊橋市(とよはしし)=高令化率が上昇
    • リーマンショックのあと、外国人ががたべり。首都圏への転出もめだつ。高令化率の上昇がこんごの課題。税収減や自治会の弱体化、あきやの増加などが危惧される。小中学校のあき教室問題は校区のみなおしもふくめてかんがえる。こそだて支援や産業振興施策とともに、市街化区域のコンパクト化や広域連合が重要となる。
  2. 豊川市(とよかわし)=脅威の2万人減
    • 3か所の区画整理で住宅がふえ、きょねん2013年東三河でゆいつ、人口の社会増があったけど、2040年までに2万人以上がへる予測で、危機感はおおきい。来年度2015年度に人口減少のプロジェクトチームを設置する。愛知県には東三河の現状を把握し、愛知県庁全体で危機感の共有を。人口のうばいあいではなく、東三河全体でいきのこれる政策が必要。
  3. 蒲郡市(がまごおりし)=西三河企業がかぎ
    • 蒲郡市にしがわの住民の転出さきは半数が西三河定住者をふやすには西三河の企業が標的になる。2012年度に定住化のためのわかて職員チームをたちあげ事業をすすめとる。課題は1970年前后に整備した学校など公共施設の維持、たてかえ。高令者のひとりぐらしがふえ、あきや対策や災害時の福祉避難所の対応も検討が必要。
  4. 新城市(しんしろし)=消滅回避へ必死
    • 日本創成会議から愛知県内ゆいつ、「消滅可能性都市」ってされた。2005年の合併以来、過疎地域の鳳来(ほうらい)、作手(つくで)の減少が10%以上とめだつ。地域自治区制度を浸透させ、住民の自治力をつける。あき教室をつかったわかものの起業支援など雇用をうむ地域づくりも必要。広域連合や愛知県との連携を強化し、地域資源をいかしたまちづくりをしたい。
  5. 田原市(たはらし)=つなみけねんがえいきょう
    • 2006年の合併から8年間で自然減は600人。社会的にはトヨタ関連企業の伸びで600人ふえたけど、リーマンショック以降は1,000人減。ひがしにほん地震以降、つなみの危険性で臨海部の企業団地に新規立地がなく、わかものが流出。農家や開業医も後継者不足が深刻。広域連合で経費削減し、中心街のコンパクト化もすすめたい。
  6. 設楽町(したらちょう)=集落支援を強化
    • 戦后すぐをとうげに減少がつづく。高令化率はあがっとるけど、高令者数はまあはい減少。設楽ダム建設などで50世帯150人が新城市などに転出した。高校生までの医療費無料や住宅建設の補助もしてきたけど時代にあわず、従来の施策を反省したうえで、集落単位の支援を充実させたい。庁内で人口減少の対策会議の設立も検討する。
  7. 東栄町(とうえいちょう)=わかい女性75%減
    • 1960年前后から人口減少し、減少率もへらん。わかものが大学をでていかにもどってくれるか。とくに20代から40代の女性が2040年までに75%もへるのは愛知県内1位。あたらしくつながる新東名高速道路の活用策も課題。あきやを改装し、ひくい家賃でかす政策を3年間で9件実施。愛知県外をふくめ、こそだて世代からの反響、といあわせがふえた。
  8. 豊根村(とよねむら)=広域連携に期待
    • ダム建設で平地がなくなり集落も移転。戦后から減少がつづく。40集落中、こどもがおらんのが12か所、大半が高令者なのが7か所。半数がこんご10年から20年で維持できんくなる。わかいひとをまねき人口構成をたてなおす必要がある。医療、教育、住宅、通勤など山間部にすむための基盤維持を広域連携や愛知県にも期待したい。
(ねたもと)
人口減少で情報交換 - 東三河連絡会議がはつ会合:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)(小椋由紀子さん)|2014年10月16日 〔※ まあはいリンクぎれ〕

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設楽町東栄町豊根村のみっつはとっくのむかしに人口減少がはじまっとるだけど、豊橋市をはじめとするあとのいつつの市とあわせて、はたしてどんな妙案があるか。


(さんこう)