あきひこのいいたいほうだい

いいたいほうだいってほどいいたいほうだいにいえるわけじゃないけど、おりおりにかんじたこと、かんしんしたことなんかをかいていくよ

あいべあ、復興に やくだたず - 大熊町の SNS

大熊町 (おおくままち)ってのは、2011年 3月 11日の ひがしにほん地震の つなみで 原発 事故を おこした、あの 東京電力 福島第1原発の 立地する まちだ。人口 1万 1千人 全員が 避難を よぎなくされ、おんなじ 福島県の いわき市会津若松市 (あいづわかまつし)に おおくの ひとが かりずまいしとって、まちやくばも 会津若松市に 移転しとる。

こんな 状態を うれえ、大熊町の 住民 同士の きずなを とりもどす ことや、まちやくばの 移転先 さきの 会津若松市の 住民との 交流を うながす ことを 目的に、ことし 2013年 3月 末に SNSが たちあがっただけど、はんとし たった いまも ほとんど 利用されとらん 状態が つづいとるって いう

(よみうりの 記事から)

  • 大熊町と 会津若松市SNS 事業は、きょねん 2012年、総務省の 震災 復興 事業 「ICT地域のきずな再生・強化事業」に 申請、交付金 1億 5千万円を うけて システムを 構築した。
  • 会津若松市の 「あい」と 大熊町の 「熊」を 英語に した ベアから 「あいべあ」って いう 愛称を つけた。会員 登録すると、住民は 会津若松市から 災害 情報を 受信でき、また、グループの メンバー 同士で、掲示板 機能を つかった やりとりが できる。
    大熊町 (おおくままち) SNS あいべあ (よみうり) 大熊町 SNS あいべあ (よみうり)
  • ふたつの 自治体は これまで、つかいかたを ちらしに して 全戸 配布するなど 利用 促進に とりくんで きたけど、サービス 開始から はんとし たった 今月 2013年 9月 25日 現在、掲示板 機能を 利用するのは わずか 39くみ。うちわけは、会津若松市 職員や 会津若松 市内の 学校 関係者の ための 連絡網と みられるものが 15くみ、会津若松 市内の スポーツ サークルと おもわれるものが 4くみ、「あいべあ」を 宣伝する ものが 3くみなど、会津若松 市民や 行政の 利用が 中心。それぞれの 掲示板に 参加しとる メンバーも、のべ 1,291人の うち、947人は 会津若松市 消防団 関係者と みられる。大熊町の 住民は、ほとんど 掲示板への かきこみは しとらん もようだ。
  • 大熊町は ことし 2013年 4月から 住民の 希望者 5千世帯に タブレット がた 情報 端末を 無償で 配布。7月には、画面を タッチする だけで 「あいべあ」の ページに 移動できる システムも 導入した。
  • ただ、会津若松 市内の 仮設 住宅に 避難しとる 63才の おんなの ひとは 「わたしたちの 世代は 対面で やりとり するのが あたりまえ。機械を とおしての 交流は やっぱり みぢかに かんじれん」って はなす。
  • 大熊町 企画調整課も 「SNSに なれとる 世代は、まあはい フェースブックや ツイッターなどの 既存 サービスを 利用しとる。高令者は 端末の 入力が むづかしいのでは」と 分析しとる。

う~ん、1億 5千万円 かけて つくった システムも ほとんど つかわれとらんか。たちがれ 状態に なった ものが おおい 地域 SNSにも いえる ことだけど、1万 1千人って いう すくない 人口で SNSを なりたたせるって ことが そもそも むりなのかな。いまや ねこも しゃくしも フェースブックって いう 時代だでね。

福島県 地図 (マピオン)

(さんこう)