包囲網を 突破せよ
鶴ヶ城内に こもっとる 八重 （綾瀬はるかさん）たちの もとへ、日新館が 焼失し、重傷者たちが 自害したって いう しらせが とどく。いかりを おさえきれん 八重は、城外で 敵を うつ ために おとこたちに まざり 夜襲に でる。
一方、最新の 兵器を たずさえた 新 政府軍が 続々と 会津に 集結。かれらを くいとめる ため、中野竹子 （黒木メイサさん）は、はは こうや いもうと 優子らと ともに、女性 だけの 婦女子隊を 結成。なぎなたを 武器に たたかいを いどむけど、奮戦 むなしく 敵の 銃弾で いのちを おとしちゃう。
婦女子隊が いくさに でにゃ いかんって ことが かなしいけど、黒木メイサさん ふんする 中野竹子の たたかう さまは りりしい。
新 政府軍の 攻撃に にげまどう うらと 佐久。これまで 悪女っぽい イメージが つよかった 長谷川京子さんだけど、こんかい 一転して 演じる 「いい つま、いい はは」も 違和感が なく すてきだ。
八重の この 戦闘服 すがた、かっこよすぎ！ だれが こんな 衣装 かんがえたのか。
西田敏行さん 演じる 家老 西郷頼母 （さいごう たのも）の、降参すべきとの 進言も きかず、徹底 抗戦を つらぬく 藩主 松平容保 （まつだいら かたもり）。まともに かんがえや、たみの ために 降参するのが ほんとだと おもうけど、ほんな 頑迷さを なげくより、この かっこよさに ひきこまれる。
なかまが つぎつぎと 戦死して いく なか、八重の みみに なつかしい 彼岸 獅子の ねいろが きこえて くる。ほれは 敵の めを あざむく ため 彼岸 獅子を 先頭に たてた、山川大蔵隊だった。あざやかに 敵中を 突破した 大蔵の 入城は、苛酷な いくさに たえる ひとびとの こころに 希望の ともしびを ともす。
ほじゃ、また 来週♪
（さんこう）
