明治モダン　〜名古屋市政資料館〜 - あきひこのいいたいほうだい

ウィルあいちってのは愛知県女性センターのことで、しごとの関係でなんかいかいったことがあるだけど、そのとなりにあるこの名古屋市政資料館はすばらしいたてものであるとわかりつつなかにははいったことがなかった。

きのうその機会をえ、つかのま明治モダンにひたってきた。*1

名古屋市政資料館の玄関

〔基本データ〕（文化のみち二葉館より）


ふきぬけの階段	ふきぬけ 3階部分	室内

〔解説〕（文化のみち二葉館より）

このたてものは、1922年に当時の名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所として建設されて以来、1979年に名古屋高等・地方裁判所が中区三の丸 1丁目に移転するまで、中部地方における司法の中心として 60年ちかい歴史をつみかさねてきた。
あかいレンガとしろい花こう岩、みどりの銅板、そしてスレートのくろをくみあわせた荘重ではなやかなネオバロック様式の外観は、ここそとぼり界隈の景観をひきたて、地域のシンボルとしてながくひとびとの印象にきざみこまれてきた。


法廷	なかにわ	ろうか

名古屋市はくにや愛知県の補助をうけてたてものの保存、復原修理の工事をおこない、1989)に「名古屋市市政資料館」として整備、再生させた。
1984年にくにの重要文化財に指定され、名古屋市の公文書館として名古屋市の誕生から今日にいたるまでの行政文書や資料を保存し閲覧させとるほかに、このたてものが市民のつどいのばとなるよう会議や集会、展示のためのスペースもそなえとる。


ふきぬけ 2階部分	全景	ひがしがわ部分

（さんこう）

*1:明治モダンって表現したけど、じっさいには 1922年、大正 11年にできたもの。