あきひこのいいたいほうだい

いいたいほうだいってほどいいたいほうだいにいえるわけじゃないけど、おりおりにかんじたこと、かんしんしたことなんかをかいていくよ

2007年度 安城市 決算総括 (かめぞう)

まえの 日記で 西三河各市 の 2007年度 決算額を 紹介し、ひとりあたりの 歳出額が 30万円 程度で ある ことを のべたが、きょうは その うちの 安城市の 決算を もう すこし ほりさげて みて みる。




【2007年度 安城市 決算】

<まえがき>


  • 2007年度は、安定拡大を つづけとった 世界経済が、アメリカの サブプライムローンの こげつきに 端を 発し、また、原油・穀物価格の 高騰などとも あいまって、不安定さを ました。

  • さらに、経済成長に ともなう 地球温暖化効果ガスの 排出量も 増加し、地球環境への 危機感が たかまった としでも あり、わがくにが 積極的に リーダーシップを 発揮し、ながねん 蓄積して きた 技術力と 経済力を フルに 活用し、貢献する 姿勢こそが、世界の 持続的な 発展と 平和の ために もとめられとると 感じられた。



  • 国内では、2007年の 世相を あらわす 漢字 「偽」に 象徴される ように、食品偽装の 問題が あいつぎ、年金記録不備の 問題や 政治資金疑惑、汚職事件、親族間の 犯罪など 信頼すべき ものが 「いつわり」で あった ことへの おどろきと 不安に さいなまれる としと なった。



  • この ような 情勢の なかで 安城市は、はたすべき やくわりを しっかりと 認識し、市民が 安全で 安心な 生活を おくる ことが できる よう、じみちに 信頼の おける 努力を つづけ、正直で 透明性の ある 行政運営を 推進して きた。



<一般会計>

歳入総額= 61,241百万円

歳出総額= 58,099百万円

差引黒字= 3,142百万円



  • 歳入では、税源移譲の 完了と 定率減税の 廃止などに より 個人市民税が 対前年比 19.8%の 増加、法人市民税が 好調な 景気を 反映して 13.3%と のびた。

  • 市税全体では 39,217百万円と 4年連続で 過去最高額を 更新した。

  • また、大型事業の 積極推進に より、国庫支出金が 対前年比 13.4%、県支出金が 8.9%の 増加と なって おり、市債は ひきつづき 抑制策を 実施したが、対前年比 260.6%の 増加と なった。

  • 歳入全体では、対前年比 6.7%の のび。

  • 歳出では、民生費が 桜井地域複合福祉施設の 建設や 児童手当支給制度の 拡充に より 10.8%の 増加、土木費は 碧海桜井駅付近鉄道立体交差事業南明治第一土地区画整理事業の 推進などに より 12.3%の 増加、教育費が 桜井小学校南部学校給食施設の 移転建設に より 15.3%の 増加と なった。

  • 歳出全体では 対前年比 9.3%の のび。


<特別会計>


  • 国民健康保険は 療養給付費などの 増額に より 歳出が 8.2% 増加。

  • 老人保健は 医療給付費などの 増額に より 歳出が 2.4% 増加。

  • 介護保険は 介護予防サービス給付費などに より 歳出が 9.2% 増加。

  • 桜井駅周辺特定土地区画整理では 事業推進が はかられ 歳出が 10.9% 増加。

  • 北部土地区画整理では 2号緑地の 調整池上部利用整備事業などに より 歳出が 7.4% 増加。

  • 作野土地区画整理では、2008年度換地処分に むけた 事業収束に より 歳出が 57.2% 減少。

  • 土地区画整理事業特別会計全体の 歳出総額は 33,875 百万円で 対前年比 4.7%の 増加、歳入総額が 37,060百万円の 5.3%の 増加で あった ため、差引黒字額 3,185百万円と なった。


<財政健全化 4指標>


  1. 「実質赤字比率」=負の あたいを しめし、なんら 問題が ない。

  2. 「連結実質赤字比率」=負の あたいを しめし、なんら 問題が ない。

  3. 「実質公債費比率」=5.7%と 算定され 地方債の かりいれ状況は 良好。

  4. 「将来負担比率」=負の あたいを しめし、将来負担に 対しても きわめて 健全で ある ことを 表しとる。


<あとがき>


  • 2007年度の 安城市は、市制施行 55周年統一地方選挙の おおきな ふしめの としだった。先人の きずきあげて きた 歴史ある 安城市の 伝統と 特色を まもりつつ、あらたな 視点で、市民の みなさまの しあわせな くらしを きずき、まもりぬく よう、市民の め線に たった 行財政運営を つづけて いく。

  • また、「くにから 地方へ」、「地方と 都市の 格差是正」の 主旨の もと、地方の 自主財源に 対する 制度や 税制の 改定が 急展開で おこなわれるなど、その安定性が 揺らいどる。地方公共団体の 自主性、自立性が つよく もとめられとる 状況下に おいて、いかなる 事態にも 対処できる よう、今後とも 集中改革プランに もとづく 行政改革や 事務事業評価制度の 活用、「創意と 工夫」に よる 経常経費の 抑制などを より 強固に 推進する ことに より、つねに 健全財政の 堅持に つとめ、第 7次総合計画の めざす 都市像 「市民と ともに はぐくむ 環境首都 安城」の 実現に むけて 努力を して いく。

  • 今後とも、市民の みなさまと 議員の みなさまの ご理解、ご協力を よろしく おねがいする。




(ねたもと)
安城市|平成19年度決算について(行政報告書より)|総括 (※ リンク ぎれ)