セルビアと いえば ストイコビッチの 故国だけど、きのう 2008年 2月 17日、共和国南部の コソボ自治州が 一方的に 独立を 宣言した そうだ。
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[ コソボとは ]
- セルビア共和国の 自治州
- 人口約 200 万人で、約 9 割は アルバニア系住民
- 面積 約 1 万平方キロメートル(岐阜県と ほぼ おなじ)
- 旧ユーゴスラヴィア中の 最貧地域(最先進地域の スロベニアとは 8 倍もの 経済格差)
- セルビアは 人口 約 940 万人
- コソボの アルバニア系住民は アルバニア語、イスラム教
- セルビア人は セルビア語、セルビア正教
- コソボは 中世セルビア王国の 中心地で あり、セルビア人に とっては 宗教的な 聖地でも ある
[ コソボ独立までの 経緯 ]
- 1990年 9月、アルバニア人議員が 独立を 宣言
- 1991年 9月、独立の 住民投票で 賛成 99 %
- 1992年 5月、大統領選挙で イブラヒム・ルコバを 選出
- (非暴力主義に よる 平和的独立を めざす)
- 2008年 2月 17日、コソボ独立宣言
[ 関係各国の 動向 ]
- セルビアや ロシアは 反発
- アメリカや EUの 大半は 独立を 承認する みとおし
[ 参考記事 ] (ウィキペディア 以外は リンクぎれ)
- コソボ紛争 - Wikipedia
- NIKKEI NET(日経ネット)(2007年2月17日 23:40)
- 東京新聞:『やっと解放』祝賀ムード コソボきょう独立宣言へ:国際(TOKYO Web)
- コソボ:議会で独立宣言を採択 旧ユーゴは7カ国に分裂 - 毎日jp(毎日新聞)
- コソボ自治州:独立巡り米・欧と露が対立、国連でも論戦か - 毎日jp(毎日新聞)
- 東京新聞:コソボが独立宣言 セルビア・ロシア反発 欧米は承認へ:国際(TOKYO Web)
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※ この 地図は 旧ユーゴスラビア地域の うち セルビアと モンテネグロを しめす
旧ユーゴスラビア地域の 面積は 25万 平方キロメートルで、わずか 日本の 3分の 2 ほどの ひろさで ある。
ことばが それぞれ ことなるとは いえ、コソボの アルバニア語を のぞき、ほかは 南スラブ語系の セルボ=クロアチア語、スロベニア語、マケドニア語などで ある。
日本でも、東北語、東京標準語、三河語、関西語、九州語、薩摩語、琉球語など、地域に より ちがいの おおきな ことばが つかわれとるのに、ひとつの くにを なす。
セルビア皇太子の 暗殺を きっかけに 第 1 次世界大戦 (1914〜1919)は おこった。旧ユーゴスラビアを ふくむ バルカン半島は ヨーロッパの 火薬庫と よばれて きた。
まだまだ そんな 状態が つづくんだろうか。