あきひこのいいたいほうだい

いいたいほうだいってほどいいたいほうだいにいえるわけじゃないけど、おりおりにかんじたこと、かんしんしたことなんかをかいていくよ

緊急事態宣言発令 - 2020年4月なのか

2020.4.7 日本経済新聞 - 緊急事態宣言発令 660-105

きょう2020年4月なのか、ゆうがた、緊急事態宣言が発令された。

総理大臣、緊急事態宣言を発令 - 7都府県、2020年5月むいかまで

安倍晋三総理大臣は2020年4月7日、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部で特別措置法に基づく緊急事態宣言を発令した。感染が急拡大しとる東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県が対象で2020年4月8日午前0時から2020年5月6日まで効力がある。

緊急事態宣言の発令は初めてとなる。宣言を受け、7都府県の知事は外出自粛や営業休止などを住民や企業に要請する

アメリカヨーロッパでは強制力がある外出禁止令などを出す例が多い。日本の外出自粛要請には強制力がなく、住民の自発的な対応が不可欠になる。外出や往来が減らにゃ感染が広がり続け、宣言の期間延長や対象地域の追加に追い込まれる懸念もある。

今回の宣言に伴い、政府は今后の対処方針を決めた。住民の外出自粛に加え、帰省など県外への移動を極力避けるよう求めた。食料品など生活必需品を買い占めんよう呼びかけた。「都市封鎖は実施せん」とも明記した。

発令を受け7都府県の知事は政府の対処方針に沿って外出自粛などを求める。知事は学校の休校や娯楽施設などの休業を求めることもできる。多くの人が集まる百貨店やカラオケボックス、パチンコ店などが対象になる。イベントの開催自粛も要請できる。

いずれも強制力はないが、正当な理由なく応じにゃ「要請」より強い「指示」を出し企業名を公表する。

発令後も鉄道やバスなど公共交通機関は運行を続ける。食料品や医薬品などの生活必需品を扱うスーパーマーケットやドラッグストアも営業する。最低限の生活を維持しながら、人と人が接触する機会を減らして感染拡大の抑制につなげる。

日本経済新聞 - 2020/4/7 17:44)

◇            ◇

なんでこんな発令時期がおくれちゃったのか。東京なんかまあはい爆発的に感染者がふえちゃっとるのに。
なんで7都府県に対象地域を限定しとるのか。にほん全体が危機なのに。感染者数5位、死者数2位の愛知県がはいっとらんのも解せん。
なんで30日間に期間を限定しとるのか。このかんに感染がおさまる保証なんかないじゃないか。
なんで宣言の内容が外出自粛と営業休止の要請だけなのか。まっとふみこんだ措置を講じにゃいかんじゃないのか。


(さんこう)

  • スピード感もなく表現も曖昧…総理大臣の会見がこころにうったえてこん理由(岡村美奈さん) - ライブドアニュース|2020年4月9日11時0分文春オンライン 〔ついか〕
    • これが史上初の緊急事態宣言発出直後の記者会見なのか?
      そう感じたのは、政権が感じておるだろう切迫感も危機感もほとんど迫ってこんかったからだ。宣言が出るのが遅かったということも言えるが、安倍一強と言われ歴代最長の政権を率いる安倍総理大臣だけに、「危機に強いリーダー」の姿をここぞとばかり示してくれると思ったのだが……。
    • 緊急事態を宣言するまでにかかった時間
      「緊急事態宣言を発出することといたします」
      2020年4月7日、19時から行われた安倍総理大臣の記者会見は、質疑応答を除いても25分間に及んだ。正直、長い。長々とした話は、人の心に訴えかけてはこん。
    • 新型コロナウイルスに感染し、今は集中治療室に入院しておるイギリスのボリス・ジョンソン総理大臣が、国民に向けて外出自粛を呼び掛けた会見はわずか6分。言いたいことがコンパクトにまとめられておる上に、声、表情、仕草が相乗効果をもたらし、ジョンソン総理大臣の意図を的確に表していく。このメッセージには、訴えかける力があった。
    • だが、安倍総理大臣は冒頭から淡々とした口調で、細かく現状を説明しようとしたためか、緊急事態を宣言するまでに4分近くもかかってしまった。
    • 「表明準備」緊急なのにスピード感なし
      だいたい前日の2020年4月6日、「とうとう宣言が出されるのか!」と思ったら、あの小さなマスクをはずし、記者団の前で口にしたのはまさかの「準備表明」。いやいや、事ここに及んで準備表明はないでしょうと思った。「緊急の割に緊急事態宣言は明日か」と、テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏が自身のTwitterに投稿したが、まさにその通り。緊急事態だというのにスピード感が感じられんかったのは、この時と同じだ。
    • 自身で言葉を発さず、選ぶ表現があいまい
      「臨時の医療施設として活用することも可能であると考えております」
      安倍総理大臣の会見がストレートに心に訴えてこんのは、言葉の選び方にも理由がある。
      “予定です”
      “可能であると考えております”
      “要請すべきと考えます”
      “可能性も出てくると考えます”
      “思います”
      はっきり言い切らず、表現があいまいななため、リーダーとして示すべき覚悟や決断力への印象が薄い。左右に置かれたプロンプターを目で追いながら右、左、時々真ん中と首を振る。作成された原稿を読み上げておるだけだ。総理大臣自身の言葉ではないため、聞き手の感情に訴えてこん。だが読み上げておるのは総理大臣本人。語尾を言い換え、言い回しに変化をつけることぐらい簡単なことだ。
    • 「考えております」という表現を使って説明する時期はとっくに過ぎておるからこそ、緊急事態宣言が発令されたのではないか。これを聞いた国民が強いリーダーシップを感じんかもしれんという“可能性”は“考えんかった”のだろう。
    • 口は半開きで、指先も手も語らず
      「事態は切迫しております」
      国民に行動変容の大切さを語り、みだりに外出せんよう「事態は切迫しております」と訴えた安倍総理大臣だが、口が半開きになり、わずかに前歯が見えておった。言葉は強いのに、この表情によって切迫感が薄らいでいく。こここそ奥歯をぐっと噛みしめるぐらい強く口を結ぶべきタイミングだったのに、言葉と表情がマッチしておらんかった。思いや感情、状況等の強弱を伝えるのは言葉だけでない。言葉と同時に表れる仕草や表情がわずかに違うだけで、言葉の持つインパクトはかなり変わってくる。
    • ゴールデンウィークが終わる2020年5月6日までの1ヵ月に限定して」
      本当に1ヵ月で済むのだろうか? 安倍総理大臣が前に差し出した左手の人差指はまっすぐに立てられておらず、鍵形にやや曲げられたまま、すぐに引っ込んでしまった。「1ヵ月で済む、済ませる!」という決意があれば、人差指はまっすぐしっかり立てられておったのではないだろうか。1ヵ月で済むかどうかわからん、曲げられた人差指からそんな不安が感じ取れてしまう。そして総理大臣は「外出自粛をお願い致します」と続けた。“外出自粛”で両手を組んだものの、“お願いします”と述べた時、その手は下げられ演台に隠れてしまった。組んだ手は演台の上か胸の位置にこそあってよかったのだ。
    • 心理が垣間見えるボディランゲージ
      「世界的にも最大級の経済対策を実施することといたしました」
      25分の冒頭会見では全体的に淡々とした調子で、声のトーンもテンポも単調だったが、安倍総理大臣の声がもっとも高く語気が強くなったのが“最大級の経済対策”と述べた時だ。GDP国内総生産)の2割に当たる事業規模108兆円の経済対策、おそらくここが一番、総理大臣がアピールしたかったポイントなのだろう。
    • とはいえ「考えうる政策手段を総動員して、国民の皆様と共に、この戦后最大の危機を乗り越えていく決意であります」と決意を表明した時は、カメラ目線でありながら顎をわずかに引いていた。顎が下がるというこの仕草から、見ておる側は総理大臣の不安を無意識のうちに感じ取るのではないだろうか。
    • 「友達との飲み会が取りやめになった」
      「この2カ月で私たちの暮らしは一変しました」と述べておる総理大臣を画面で見ながら、思い出したのは昭恵夫人が芸能人が一緒に写ったレストランでの花見の写真。撮られたのは2020年3月23日。ファーストレディの会合は中止されんかったのだ。
    • 野党の追及に「都が自粛を求めている公園の花見ではない」と釈明した総理大臣に批判が集中したばかり。もしこの件を例に“あのような行動を取らんように”と逆に開き直って訴えておったら、リーダーとしてのしたたかさや図太さが感じられ、国民の心をもっと掴めたと思う。
    • この微妙な微笑みが何を意味しておるのか
      「改めてご協力をお願いします」
      すべては皆さんの行動にかかっておる、協力をお願いすると前を向いて述べた総理大臣だが、言った途端すぐに身体をプロンプターの方向、左に向けた。会見中何度もあるのだが、国民に要請しておるはずなのに、言い終わるなり視線を移動させたり、身体の向きを変えてしまったのだ。ほんの一瞬、そのまま視線をそこに止めてとるだけで、見ておる側が受ける印象は段違いに変わる。印象操作だ。
    • 総理大臣の本気度や緊迫感をアップさせられたのに、すぐに視線を逸らしてしまったため、そこにあるはずの張り詰めた感覚や凄みのような感情が消えていってしまった。それにしても“お願いします”が多かった。冒頭だけでも12回。改めて日本は国民の自主性に頼っている国だとわかる。
    • 「そう確信しております」
      冒頭会見の最后、安倍総理大臣は「この緊急事態という試練も必ずや乗り越えることができる。そう確信しております」と締めくくった。ほんのわずかだけ頬を緩めて。もしかして国民を安心させようとしたのだろうか。それとも……。この微妙な微笑みが何を意味しておるのか、本当にわかるのは1ヵ月后になるだろう。