あきひこのいいたいほうだい

いいたいほうだいってほどいいたいほうだいにいえるわけじゃないけど、おりおりにかんじたこと、かんしんしたことなんかをかいていくよ

学校げんばでもまんだこんなもん - 性的少数者への理解

学校げんばでの性的少数者への理解についての調査報告が人権監視団によりなされたとのこと。あさひのきじにこんなふうにのっとった。

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性的少数者のこ、学校がつらい - あさひ 2016.5.13

  • 「同性愛はきもい」「ちかづかんほうがいい」
    性的少数者に関する否定的な発言が、学校げんばですくなからずでとることが、人権監視団の調査でうきぼりになった。教師が発言したり、生徒らの発言を黙認したりする例もあった。専門家は「まずは教師が研修で理解をふかめる必要がある」って指摘する。
    2016.5.6 人権監視団による性的少数者についての記者会見(あさひ)
    △ 人権監視団の記者会見では、調査におうじた性的少数者のこどもたちがかいた声明文の映像が紹介された=2016年5月6日、東京都内
  • 「結婚・出産は責任」に動揺/制服にとまどい
    調査は昨年2015年、性的少数者(同性愛者、両性愛者、こころとからだの性が一致せんひとら)のひとを対象に実施。12才から24才のおよそ500人が回答し、こんげつ2016年5月上旬、結果が発表された。学校で生徒や教師が性的少数者に関する否定的なことばや暴言、冗談をいうのをきいたことがあるって回答したひとは86%にのぼった。
  • 実際にみみにした暴言などの内容では「(同性愛者は)まじできもい」「うまれてこんほうがよかった」「(同性間の性交渉は)エイズのおおきな原因だで、同性愛者にちかづかんほうがいい」などがあげられた。
  • 調査をうけた愛知県内の女子大生18才は高校時代、家庭科の教師が「女性の責任とは男性と結婚してこどもをうむこと」ってかたったとき、動揺してなみだがこぼれたっていう。教室へいくのがつらくなり、はんとしほど保健室登校がつづいた。
  • 養護教諭にささえられ、同性愛者の人権をテーマに高校生の弁論大会の原稿を執筆。しかし、担任は「うちの学校がわるくいわれるかもしれん」って、当初は出場に難色をしめした。女子大生は「養護の先生がおらんかったら、不登校になったり自殺しようとしたりしとったかも」ってふりかえる。
  • 身体的暴力をうけた、ってうちあけたひともおった。東京都内の同性愛者の男子高校生18才は小学生のころ、同級生からはなしかたやみのこなしがほかの男子とちがうってみられ、「きもちわるい」っていわれてなぐられた。教師に相談しても、じぶんたちで解決するようにいわれ、転校した。中学入学后に教室でうちあけたけど、宿題をごみばこにすてられたり、「HIVがうつる」っていわれたりしたっていう。
  • こころとからだの性が一致せんひとからは、制服などでなやんだとのこえがめだった。福岡県の18才などは「高校の校長に男子の制服をきたいってうったえたけど、『おまえのわがままで学校の風紀をみだすな』って拒否された」っていう。
  • 文部科学省は昨年2015年のはる、性的少数者の児童生徒へのはいりょをもとめる通知をだすなど、教員らに理解をうながしてきた。だけど、関東地方の40代の小学校教員は「職員室での差別的発言はまれではない。対策はまだまだこれからっていうかんじ」っていう。
  • 性的少数者のこどもをとりまく学校のかんきょうについて研究しとる日高庸晴(やすはる)宝塚大学看護学部教授は「性的少数者に関して否定的な発言をする教師がおるのは、適切な知識がなく、教室のなかに当事者がおるっておもっとらんでだらあ」って指摘。「各教育委員会がリーダーシップをとって教員研修の機会をもうけ、教師が教室で啓発にとりくんでいくようにすべきだ」って主張する。
(ねたもと)
LGBTのこ、学校がつらい - 暴言「まじできもい」「風紀みだすな」…教師も:朝日新聞デジタル(杉山麻里子さん)|2016年5月13日05時00分

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うん、おれもふくめて、一般のひとやこどもたちが性的少数者のことを理解するようになるのはむずかしい。


(さんこう)